タロット占いには小さいころから興味がありました。今の時代のようにネットで学んだり占ったりと手軽にできなかったのでスピリチュアルで秘密の多いアイテムという存在でした。
占いって意外と身近な存在ですよね。雑誌の後のぺージにあるような星占いだとか、朝のテレビ番組での生まれ月占いも見た時に良い事が書いてあるとウキウキするものです。
タロット占いに関しては興味があって趣味程度にたしなむ程度でしたが、これが人の役に立つ活動につながるなんてイメージできませんでした。
でも巷には電話やネットでタロット占いを気軽にできるシステムが構築されていて、実際に占いを提供する側になってみようと勉強をはじめてみたんです。
最近SNSには独学でタロット占いを始めるのってアリなの?というような疑問を見かけました。その流れからタロット占いの独学について書いてみようと思います。
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タロットカードというアイテムのこと
興味があっても人の役に立つ段階まで到達しようと思うとやはり勉強は必要になります。趣味でタロット占いをやっていた私としては提供することに抵抗もありました。
「占いはどうして止められないの?占い依存している原因を探してあなた自身と向き合ってみよう」の記事はコチラから
タロット占いを価値あるものとして提供するために
趣味なら責任を伴わないのですが、価値あるものとして提供するのには向き不向きがあると感じたんですね。例えば以下のような動機があるかどうかについてです。
- 占い関係に関わらず小さい頃から感受性だけは強い
- タロット占いという趣味が仕事になることに憧れがある
- 普段は自信が無いけれどタロットでは自信があると宣言できる
- タロット占いを通じて言いたい事を伝達する力をつけたい
タロット占いを提供するならカウンセリングの要素も十分に持ち合わせていたいもの。そういう意味では心理学を勉強しているので結構占いと相性が良いのだと知りました。
お気に入りのタロットを独学に活用
タロット占いって趣味なら自由です。占いを人に提供するときに備えて独学ってアリなのでしょうか。趣味でタロットカードを持っていて気軽に始めても良いのか迷いますね。
趣味程度の気持ちなら実際に悩む人の前で占うとなると固まってしまうことも。これは実践を重ねることで解決できそうですが緊張してしまうのはある程度は仕方ないことです。
趣味の範囲でも専門家でもタロットカードやオラクルカードを集めている人って意外に多いんです。私はお気に入りのタロット1セットを持っています。
いくらお気に入りだからと言って活用しないなんて、なんだかすごくモッタイナイ気がしたので占いを提供することにしました。もちろん独学からスタートです。
タロットカードは癒しのアイテム
そもそも占いって言うのは悩みを聞いてほしい!というケースが非常に多いんですね。悩みって聞いてもらうだけでも、なんだかココロが落ちついたりしますよね。
占うことによって考え方も一方通行ではなくなりますし、何となく方向性が見えてきたりもします。悩みって聞いてもらった分スッキリ感が得られるんです。
それに占いによって方向性が見えてくると「なるほど~」という納得感だって得られます。タロット占いは、まさに悩みを聞き入れてくれるアイテムとなります。
悩みを持つ人との相性が非常に良いワケです。タロットカード自体を大切に取り扱っていると自然と愛着がわいてきます。だんだんと良い相棒のような存在になるんです。
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タロットとの出会いと不思議体験
最初にタロットカードと出会ったのは中学校の頃。分厚い本とセットで購入したのですが、その時はタロットカードの絵柄がとにかく怖くて引き出しの奥にしまい込んでいました。
タロットカードとの出会いふたたび
その後引っ越しをしたり忙しくなったりで結局タロットカードと再会することはなかったのです。
ある日ふとネットを見てみたらタロットには怖くない絵柄もあるんだと気付きました。絵柄が怖くない上にタロットの裏側の柄もいろいろ選らべるなんて優しすぎる!
タロットを作っているメーカーや会社に感謝したほどです。今度こそ怖がらずに占いをしてみようと決意して購入しました。現在も引き出しの奥にしまい込むことはありません。
何を怖がっていたのか不思議なくらいですが、タロットの歴史を紐解いてみると意外にも遊戯的に使用されていたことを知ったので楽しんでも良いのだと思いました。
タロットカードを楽しく深読みする
儀式を行ったりして魔術のように扱う人もいるようですが、断然私は楽しくタロット占いをしたり導きだされた提案を気楽に考えてみても良いと考えています。
気軽に手に取ってみて一通り絵柄を眺めて見るんです。そうするとちょっと気になるカードが浮き出てくるんですね。今日の私に訴えかけてくるカードってこれじゃないかって。
逆にこのカード、ちょっと今は見たくない!って思うカードもあるワケです。それで今日の私のカードはコレ!という1枚と真逆のカード1枚、計2枚を手元に置いてみます。
これってどんな意味があるのか、タロットは私に何を言いたいのかな?的な好奇心で意味合いを含めて深読みしてみるんです。
不思議なスピリチュアル体験
スピリチュアルな事って個人的には嫌いではありません。実際に予知夢みたいな夢を見たりしてデジャブのように実際にそのことが起こったりしてしまうこともありました。
あれ?もしかして私って何か持ってる?偶然か必然なのかわかりませんが、秘めてるような自覚と言うかコレって完全にスピリチュアリティです。
不思議体験だってあります。社会に出てから私を退職に追い込もうとしたパワハラ上司やイヤミ部長が立て続けに会社からいなくなったことも。
本来なら会社の代表として社員を守るべき立場のハラスメント社長は、私にDV的行動を起こした直後に若くして突然亡くなりました。
お付き合いしている人が浮気していることがわかったりするのは普通かもしれませんが、私の次に付き合う人やその人が結婚するであろう人の影や姿がみえたんです。
実際に結婚した相手を見た時の衝撃と言ったら!何気ない日常から急に宇宙にビューンと飛ばされたような気持ちになりました。
「占いって信じない方がいいの?信じると悪い結果がそのまま反映される魔のループの真相とは」の記事はコチラから
タロットカードとのご縁
元来のお人よし&断れない性格が呼び寄せるイジメや嫌がらせ、ハラスメントを我慢すればするほど加害者には不幸が訪れる瞬間を目にしてきました。
そういう流れもあって不思議体験なのか偶然なのか、はたまた必然なのかを考えることが多くなりました。何のご縁かタロットカードを再び手にするのも必然だと言えると感じたのです。
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タロットって独学で大丈夫なの?
質問サイトで占いに関してよくある疑問と言えば「タロットって独学で本当に大丈夫?」というもの。実は独学の人って意外と多いんですよね。
独学よりも教室や学校に通う方がラク?
SNSで見かけたりするのが現在趣味の延長線上にあると位置づける人達です。タロット占いを好きで行っているので占うことが苦痛じゃありません。
ですからタロット占いを独学で始めるってアリなんです。よくあるタロット占いの教室や尊敬する占い師と師弟関係になって学ぶこともステキなことです。
メリットとしては占いの教室や学校に通った感覚が学ぶことを繰り返すことで確信が持てます。それが徐々に占いをする者としての自信につながっていくんですね。
教室や学校という仕組みの特徴としては、先生にいつでも質問できるという雰囲気が整っているので安心感がありますよね。
尊敬する占いの師匠から極意を学べるというメリットや実践では「みよう見まね」から入れるので即戦力になれる可能性だってあります。
独学のメリットとは
結局独学ってダメなの?というネガティブ思考になりがちですよね。独学にもメリットはあります。学校に通うことがないので授業料を納める必要がありません。
その代わりに教科書などを購入することになります。それも基本的に最初から指定された教本ではなくて、あらゆる書籍から自由に選べるんです。
一冊から深く学ぶことも可能ですし、何冊も揃えて幅広くタロットの知識を身に着けるという方法も可能です。どのような教本が自分にしっくりくるのか模索するのも楽しいもの。
楽しく模索しながら占いのスタイルを自由にカスタマイズできるワケです。自由自在なカスタマイズって個人的に好きな言葉なので強調したい部分ですね。
学びの時点ではどんぐりの背比べ
教室や学校で学ぶとしても独学で本をセレクトして読破したとしてもタロット占い師としての完成形には程遠いんです。いかに沢山学ぶかではありません。
いかに沢山実践するか、なんですね。実践とはリアルに占ってみるということです。相手がいる、いないに関わらずです。
タロットカードを眺めることはイメージを膨らませるのに役立ちますが実際にシャッフルしたりカードをリアルに動かしてこそなんですね。
タロット占いは教室や学校で学ぶことと、自分で教本を選んで独学するのかの違いは、占い業界でのエキスパートになれるか否かの違いに通じません。
タロット占いを独学で学ぶメリット
タロット占いは当たる、当たらないの単純な世界では無いのです。ポジティブもネガティブも対応できる柔軟なアイテムだからこそタロット占い師によって個性が出るというワケです。
タロット占いにできること
悩んだ時にタロットに正解を求めるのではなく、占い師とタロットが一体となった考察を受け止めるという形が理想的だと言えます。
人の悩みが千差万別であるように導き出される占いの結果も日々移り変わるものなんです。基本的にタロットが示してくれるのは常に選択する余地があるという教えなんです。
勘違いしがちなのは占い師による導きだと思ってしまうことですね。占いは行先を決めるものではありません。占い師には決定権がそもそもないのですから。
占いの実践での心構えと必然性
自分自身を占う場合はあなた自身の本当の気持ちはどのように揺さぶられているのかなんです。選ばれたカードに思うことは間違いということはありません。
選択してきたことや今後選択しようとすることへの道筋を視覚化できるというアイテムがタロットカードだからなんですね。
正解か不正解かという概念で単純に受け止めるものではありませんし、常識だって人それぞれなのですから。今悩み苦しんでいるからこそ占いという手段を利用します。
占いを利用する側としては導かれたカードをどのように受け止めるのかということだけ。本当はカードが示すよりも前に占う時にはすでに答えは持っているんです。
真の姿と向き合うためのアイテム
まだ気づいていない世界観をカードが示すことによって結果として真の自分という鏡と向き合うんです。そして既に選択した答えに気付くために旅をスタートさせます。
常に流動的な時の流れと共に歩みをすすめられるのがタロットカードの魅力。ネガティブなカードも多角的に見てみると考え方のヒントをくれたりするんです。
ポジティブなカードが実は注意信号を示唆していたり。人が生きていく時に一歩ずつらせん階段をのぼり続けるのと同じで、一段上にのぼったら昨日の一段下とは景色が違いますよね。
タロット占いの資格は人生そのもの
タロットカードは難解なカードの解釈ができたからと言って「はい今日から師範です」というものは一切ありません。難解な言葉で説明されても占って欲しい人の頭はハテナマークですから。
難解な解釈ができる人ほど意味不明なストーリーを展開したりして本末転倒なんてことも。
タロットカードは読めば読む程に意味合いが深くなっていくんです。人生とは一生が勉強である、なんて言いますがタロット占いも全く同じことなんです。
占い師とタロットカードは共に生き続けていくほどに一体化していきます。年齢を重ねると経験も豊富になり、独学では占い師の人生そのものが直接反映されていきます。
独学でタロット習得をうまく制覇するには
タロット占いを独学で学び続けるには本当にタロットカードが好きかどうかの気持ちにも左右されます。導きだされるタロットカードのメッセージに感動するかどうかなんです。
楽しい気持ちを維持する方法
タロットカードをシャッフルする時にドキドキしたりワクワクしたり、そんなタロット占いと純粋に向き合って触れ合いながら楽しめることが何よりも大切なこと。
独学だと挫折しやすいなんて言いますよね。楽しい気持ちをいかに持続するのか、モチベーションをアップするためにも以下のようなことを試しています。
- 愛着の持てるデザインのタロットカードを選ぶ
- タロットの絵柄をイメージで解釈してみる
- タロットカードの得意な展開法や並べ方を見つける
- タロットカードから過去や現在、未来まで読み取ってみる
- タロットカードの歴史や背景を知識として知っておく
- 心理学や哲学的な要素など興味のある分野を開拓する
学び方は自由ですから興味のあることを中心に進めていくのが一番楽しめるコツだと言えるのです。独学である以上はタロットカードを始めるキッカケは色々あるでしょうから。
教科書は1冊でもOK
キッカケが学びへのスタートにつながるので本当に不思議です。独学の世界って何が正しいかというのは自分自身にしか分からないものなんです。
学んでみてちょっと違うかな?と思った時には自在に方向転換をしても大丈夫なところが教科書にない道なので、未知の開拓型人間としては魅力的に見えます。
もちろん教科書的な1冊を見つけた場合だってラッキーなことです。ぜひお気に入りの1冊として読破した後も手元に置いておきましょう。
勉強大好きというタイプの場合は何冊でも教科書を揃えるのでしょうけれど、私の場合は基本的に勉強が苦手なので、大切な1冊を見つけることにしました。
独学で挫折するかもという不安
独学という言葉自体が個人的に好みではないのですが、一人でタロットを学ぼうとすると挫折しそう!という不安に襲われることがあります。
挫折の不安を助長してしまう原因
タロットをケースから出さずにコレクションとして眺めるだけになってしまう残念なことにならないためにも以下の点には注意して選びたいものです。
- 好みの絵柄と教科書のタロットの種類が違うから学べない!
- タロットカードがアレンジされた種類のせいで意味と絵柄が結びつかない!
- タロットの解釈はなんとか暗記したもののストーリー展開が組み立てられない!
- ネガティブな意味でよく当たってしまうのでカードを見るのが怖い!
占いはじめの時は不安がいっぱいです。だからこそ占うことによって導きだされた意味がズバリだと占った側としてタロットの威力に負けてしまうような気持ちになったりします。
タロットに魔力は無い
タロットカード自体がすごい魔力を持つということはありません。占い依頼者が気づいていない答えを示してあげるというのが占い師の役割なんです。
ただ実践が少ない段階の時にはどうしても良いのか悪いのかで決めつけてしまいがち。占い師とは依頼者に教えるという立場ではありません。
両者ともに同じ目線で一緒に考えてみましょうという姿勢が大切なんです。ですから偉そうにする必要もありませんし、極端にこびへつらうことも必要ないんです。
タロットカードが怖いというトラウマ
タロットで静かな気持ちで占っている時に限って、カードをめくってみると思わずギョっとしてしまうような怖い絵柄が出てしまってオタオタすることもあります。
タロットカードの歴史を紐解くと絵柄で意味を表そうとしたワケです。そんな作者の気持ちを考えてみると、怖がらせようとして描いたのではないことは明らかですよね。
恐怖に陥ってしまうカードだから悪いと決めつける必要はありません。正しい解釈ができるようになるとタロット占いで戸惑うようなことも無くなります。
手元に置くタロットカードを選ぶ時には、絵柄や色合いがソフトなものを選ぶと怖さも半減します。さらに実践を重ねるうちに愛着さえわいてくるものなんですね。
独学版タロットカード選び
ケースが美しいとかカードの絵柄がカワイイとか。ステキなアレンジが施されたタロットカードって、ついつい選びたくなってしまいますよね。
ただし基本的に書店に売っているタロットカードの教本は、ベースとなるタロットカードが決まっています。せっかく教科書を手に入れるのですから絵柄が読めるカードを選びましょう。
絵柄が読めない場合はメッセージを丸覚えすることになりますが、そうしてしまうと今度はタロットカードを沢山めくって展開したときのストーリーを組み立てるのが困難になります。
挫折しないために
- 教科書とタロットカードを同時に展開しながら学べるものを選ぶ
- タロットカードの絵柄から導かれる意味を深く考察してみる
まずは教科書とタロットカードの相性は重要ですから、教科書に掲載されているタロットカードを選ぶか、手持ちのタロットカードが掲載されている教科書を探しましょう。
絵柄で意味を解釈できるようになると、本当に楽しくなりますからまずは基本のタロットカードから始めましょう。
独学で学ぶためのタロットカードの選び方
タロットカードの種類は本当に沢山ありますが、主に分類するなら以下のような3種類ということになります。
- マルセイユ版タロット
- ウェイト版タロット
- トートタロット
他にも独自の解釈によるステキな絵柄のタロットが沢山ありますが、そのお話はまたの機会に。
まずはウェイト版タロットカードから
タロットの歴史をすべて網羅したいという好奇心のある方にはマルセイユ版もウェイト版もトートタロット全てを手元に取りそろえるのもアリだとは思います。
独学を始めるならタロットカード78枚すべてに絵柄があって解釈のしやすいウェイト版タロットをオススメします。
ウェイト版と言っても絵柄のカラーリングや雰囲気、カードのサイズなどさまざまな違いがありますから使いやすいと思う一品を選びましょう。
サイズやカードの配色という選択肢
大きな書店で直接カードと触れ合ってピンときたものを取り入れたいものですが、全国にタロットカード専門コーナーがあるわけではありません。
いちばんお手軽なネットでの購入がオススメです。占いの教室や学校でオススメされるのがライダー ウエイト版タロットの標準サイズが圧倒的にド定番とされていますね。
ネットでも大きさや色合い、背面デザインなどを比較することができますので定番のウェイト版の中から自由に選んでみるのも独学を挫折しないポイントなんです。
- ライダー スタンダード アーサー・エドワード版
- ユニバーサル ウェイト タロット
- ラディアント ライダー・ウェイト タロット
- スミス・ウェイト センテニアル タロット
ウェイト版タロットであれば教科書も豊富に見つかりますから、上記の中からお好みで選んでみましょう。
まとめ
お気に入りでとっておきのタロットカードが見つかったらラッキーですね。手元に届いてからの儀式はどのように考えれば良いのでしょうか。
- 開封前や開封時に清潔感を意識したり邪念を消す
いろんなこだわりの儀式や方法があるようですね。私は基本的に気にしません。モチベーションアップのためにいつでも手に取ることができる場所に置いておくのが一番です。
独学だからこそ自由にナニモノにも縛られない発想の方が、タロットカードも答えてくれる気がするんです。タロットカードは信頼できる友人のような存在でもありますから。
だからこそ雑には扱いません。これから占うタロットカードに対する期待感や高揚感は自然に高まるものですよね。毎日のように頻繁に手に触れていれば自然に愛着がわくものです。
タロットとどのように向き合うかは扱う人自身の解釈で良いんです。考え方の自立につながるのでタロット占いは実践するごとにメリットが増加していきます。
タロット占いの独学は私にとってアリだと思えることが多かったのです。
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