2019-05-14

吹奏楽でのオーボエの役割って?ソロも最高でアンサンブルに大貢献!

オーボエのあの独特な音色。アンサンブルでソロ!という時は思わず聞き入ってしまいます。そんな魅力的な音色のオーボエは吹奏楽でどんな役割を担っているのでしょうか。

ソロでもステキ!アンサンブルでも独特な位置づけがあるようなイメージですが「役割」から見る意外な楽しみと裏側の苦労的なお話を深堀りしてみましょう。

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オーボエパート全体の役割とは?

  • オーボエは花形的存在
  • 主にメロディを担当
  • 曲の繊細な部分を担う

吹奏楽のさまざまな楽器の中でも「華」のある存在であることは間違いないでしょう。それは吹奏楽にとどまらずオーケストラでも通用する花形の楽器です。

吹奏楽での役割と言えば「メロディ」を担当しています。音域はもちろんですが演奏すること自体とても難しい楽器とされているので奏者は苦労の連続です。

演奏できた時の達成感はアンサンブルを共に楽しむ共演者たちに希望を与えてくれます。決して大げさではないんです。オーボエのスタッカートは聴けばウキウキです。

オーボエの奏法がステキ

オーボエを練習しているとアルペジオが得意になるとか。アルペジオとは「分散和音」という音楽用語です。「ドミソ」という和音を低い音からと高い音からと繰り返し吹くというもの。

  • 基礎練習としてのアルペジオは慣れるまで大変
  • オーボエの特徴とアルペジオの相性は最高!

菅楽器だけではなくピアノやギターなどでも基礎練習として取り入れて音のバランス強化を目指します。ただ低音域は音質が荒くなったりするので要注意な楽器。

メロディ楽器だからこそ目立つオーボエ。なのに「そこ!ピアニッシモ」なんて言われる奏者をみて「ガンバレ!」とココロで応援したものです。音色を堪能したいところ。

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オーボエの個性的な役割とは?

オーボエを演奏したい人は個性的なタイプが多いですね。個性と魅力が合わさった感じ。神経質な傾向にあるのはアンサンブルの中で調和を常に考えている証拠です。

いつ聴いても心地よい音色を持つ楽器の魅力は以下のとおりです。

  • オーボエは神経質なタイプほど役割を果たせる
  • あえてチャレンジする楽器として「やりがい」は保証できる楽器
  • 自前楽器で入部を熱望するほど人気の楽器

マイルドなのに独特。とても難しい楽器だけれど「あえて」オーボエにチャレンジしたくなる気持ち。過去を振り返る時に「そうだったのか」と気づくことはよくあること。

ギネス級に高難易度というオーボエという楽器は超高級な楽器としても有名。吹奏楽で小編成や規模があまり大きくない部活の場合は導入していない学校も多いとか。

本当にステキな音色なのでアンサンブルに「ひとり」でも欲しい!と思うサークルも多いですね。楽器はお手軽な買い物ではありませんから本気モードなら自前で持ち込むという方法も。

部活やサークルには予算という壁があってオーボエまで手が回らない、というのが現状でしょう。持ち込み楽器なら絶対に喜ばれますし「大歓迎!」なんですね。

オーボエのソロが最高!

難易度が超高い楽器とわかっていて「あえて」チャレンジするのはなぜ?と思うかもしれません。オーボエという楽器の特徴はソロがとにかく最高だから。

  • ソロのインパクトは強烈!
  • ソロで有名曲代表は「白鳥の湖」

ソロのある曲では「おだやか」なのに「超インパクト」というアンバランスに思えるような奏法で曲を盛り上げます。有名なソロ曲は「白鳥の湖」ですね。

ほぼ周りの音が静けさに満ちている時に「感情豊か」に歌い上げるオーボエは最高としか言いようがありません。(その後のホルン軍団の追い打ちも素晴らしい!)

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吹奏楽ではオーボエの魅力が冴える

同じ前列に並ぶクラリネットフルートはもちろん2枚リード仲間のファゴットを率いるというリード的存在。フルートやクラリネットと旋律が同じ場合は溶け込むのが魅力。

木管楽器がお互い合わせながら歌うのが「役割」であり魅力のひとつ。ユーフォニアムなどと対旋律を奏でる場合は主旋律を邪魔しない気遣いが必要となります。

  • ソロの役割!

目立てるという嬉しい面と「ただ大きく演奏すれば良い」からと頑張りすぎないこと。「ソロらしさ」曲のニュアンスを理解してこそアンサンブルがgoodなバランスに。

響きや音色を意識してみると「音量が要」となってきます。曲の流れを「理解」することと「演奏できる」ことがバランスよくこなせるようになるにはある程度の時間が必要。

  • アンサンブルをブレンドする「役割」

アンサンブルの「ブレンド役」として時に考える必要があります。水と油のように対立してしまわないこと!とても残念な曲の仕上がりになり果てて後悔することに。

オーボエの最大かつ重要な「役割」を学ぶにはお手本となる演奏曲をよく聴き込むことが必要となってきます。イメージできるまでよく聴くことが大切なんですね。

吹奏楽での「選曲」はオーボエとしてのソロの立ち位置が課題となります。どんな雰囲気の曲か全体のイメージがつかめるまで聴き込むことはすべての楽器に共通することです。

「ソロ」を受け持つという以上は「曲全体を引っ張る」わけですから指定された曲の意味を考えてみましょう。

「吹奏楽におけるクラリネットの役割!全体とパートごとにまとめたよ」の記事はコチラ

オーボエの難易度

木管楽器の中でも最高難度を誇る楽器「オーボエ」。アンサンブルの前のスケールの練習でさえ困難な時も。2枚リードを購入することはできますが調整が肝心なんです。

2枚のリードを合わせてマウスピースとして音を出すまでが大変。おまけに楽器にセッティングして音が出るかというと「一苦労」を乗り越えなければいけません。

通常楽器に限らずアスリートにも共通することは「1日休めば3日後退する」という宿命。音が出ないことを技術力や練習量のせいにされることはよくあることですが。

ただオーボエという楽器に限っては1日の練習量と比例するように楽器の状態が悪くなっていきます。ピアノでも最低でも「年に一回は調律しましょう」といいますよね。

オーボエの場合は「半年に一回」は楽器の調整が必要と言われるくらいに「デリケートすぎる」楽器なんです。最大の特徴は「ダブルリード」で2枚のリードを合わせて演奏します。

オーボエやファゴットがアンサンブルメンバーにいるだけで全体の音の「質が上がる」と言われる所以はリードにあるのでは?と思ってしまうくらいです。

アンサンブルに取り入れたいと思うのも「音色の魅力」ならでは。少し残念なことは「学校の予算的な問題」もあるようですからパート自体がない部活も多いのが現実。

オーボエの奏法がアンサンブルを左右する

肺活量に関してはフルートのように大量に吹き込む必要はありません。むしろオーボエの場合はいかに「細い息を繊細に吹き込むか」が課題です。

空気を沢山吹き込めば大きな音が出るというサックスの要領とは全く異質。オーボエは「ヴィブラート」がポイントでお腹にチカラを入れ「圧力を持ち上げるように」演奏します。

  • メリットがデメリット?

大量の息が必要ではなく「楽」な部分でメリットに感じやすいでしょう。「圧力を意識」しないと音色がうまく出せませんから「クラクラ」してしまうのがデメリット?

この「クラクラ」というのには多少の誤解があるのをご存じでしょうか。肺活量は他の楽器に比べて必要がないオーボエ。吹き込む息の量は非常に少なく省エネ型。

まさに現代にぴったり。むしろ息は余るくらいなんです。ハイブリット車の補助電源バッテリーのように「ほんの少しのエネルギー」で音色を自在に操れることが本当のメリット。

  • その「奏法」間違っていませんか?

「クラクラ」した場合は「息をため込みすぎ」だったり間違った奏法をしている可能性があります。息が余る楽器だと割り切って吸い込んだ息はどんどん吐きだしてしまいましょう。 

2枚リードならではの細く繊細な吹き込みかたをマスターすれば「やりがい」がうまれます。息の量がさほど必要ないからと油断するとブレスを忘れてしまうことも。

余った息を蓄えたまま「息ができない!」となるまでに正しいブレスの位置で要らない空気を吐き出し必要な分だけの息を吸い込むというクセを付けることがポイント。

ピアニッシモから練習して大きい音は後回しでもOKという意味がよくわかりますね。

オーボエという高級楽器の管理も役割のうち

高級素材を使用したオーボエは「木製」です。温度や湿度管理が大変。リードや楽器のコンディションに気を遣わないといけないのがオーボエという楽器の正体。

美しい音のためにも部活の先生や部長に掛け合ってみましょう。木製楽器のお悩みとして多いのが「寒暖差」。すぐにヒビが入ってしまいます。

ショックなことが起こる前に対策ですね。楽器の扱いまで神経質というのはチョット。と躊躇する気持ちもわかります。安価で安心のプラスティック製がオススメです。

ただオーボエは基本的に繊細な楽器ということをお忘れなきよう。プロの奏者がリードを削ってダブルリードを自作する意味はご存じでしょうか。

プロでなくても学校によっては「自分で作ろう」と自然に教えられるのです。プロと同様に毎日リードを自作して削ったり調整をしていました。

リード楽器の宿命とも言えること、それは自作でも購入でも共通して「アタリ」かどうか演奏するまでわからないのです。当然のことながら相性もあります。

奏者にとって「質」が良いかどうかは10本中1本~2本あれば万歳三唱です。オーボエの場合は特に難易度の高い楽器ですからダブルリードは命綱とも言えます。

オーボエの音のこと

美しい音色の正体は音域にあります。音域の秘密はピアノの右手のド(C)のひとつ半音下のシ♭(B♭)から2オクターブ上のファ(F)までで木製の高級素材であるほど良い音になる傾向が。

オーボエやダブルリード楽器に詳しい人や教えてくれる先生と一緒に音選びをするのもポイントです。正しい音程を保つのにはコツが必要。

難しくて挫折しそうになるのは小さい音が出しづらいから。

  • オーボエはチューニングの中心的役割も!

いったん音色が安定すればオーボエの特徴である「安定した音」が可能です。ブレにくい楽器ということになりますから「チューニングの立役者」になるのも納得。

オーボエからクラリネットへと音は引き継がれピッチ(周波数)を合わせていきます。アンサンブルの準備であるチューニングの中心人物となれるので吹奏楽のキーマンともいえるでしょう。

まとめ

オーボエの主な役割を振り返ってみましょう。

  • オーボエは花形的存在
  • 主にメロディを担当
  • 曲の繊細な部分を担う

役割を認識する大切さを知ることでステキなアンサンブルに!この記事があなたの吹奏楽ライフに少しでもお役にたてれば幸いです。

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