あなたはポイントカードって何枚くらいお持ちですか?洋服や雑貨のお店で買い物をすると必ず「ポイントカードお作りしましょうか?」と聞かれたりしますね。
かわいいデザインのスタンプカードも多いですよね。実はこのデザインの誘惑こそが「片づけができない!」という悩みにつながってしまうんです。
スタンプカードをお店で発行してもらう時には小さくて「かさばらない」ので「つい」もらってしまいがち。たかがスタンプカード「されど」スタンプカード!
どうしたら良いのでしょうか。今回のポイントは以下のとおり。
- 増殖するスタンプカードの不思議を探ろう
- 増やさないためにお断りしよう
- もらったポイントカードを捨てよう
気が付けばあっという間に10枚くらい手元にあったりして。小さくて荷物にならないので負担じゃない!これが意外なカラクリだと気が付いていますか?
まずは捨てる前に増やさないことも大切です。でもお財布やポーチ。はたまたポイントカード専用のケースや家に帰ると「いつか使うかも」と控えているカードたちが!
今回は片付けの基準をポイントカードに焦点をあてて悩みを解決していきましょう!総合的な片付けより本当に効率的な方法を実践する方が「ミニマリスト」の近道!
時には便利なポイントカード。でも増殖し続けるのもポイントカードの特徴なんです。すっきりと「片付け」を始めるために「小さな一歩」から始めていきましょう。
スポンサーリンク
そのポイントカード「お金」になりますか?
ポイントカードのスタンプって押してもらう時どうして嬉しくなってしまうんでしょうか。まとめ買いなどで思ったより早くポイントが貯まると達成感さえ生まれてしまうもの。
ポイントカードの裏面や小さな文字に注目してみましょう。金券として使えるポイントカードでしたか?定期的にまとめ買いをするような実用的なお店でしたか?
- 金券として使えるのか確認してみましょう
金券としてお店で有効活用できるなら救いの道が見えるかもしれません。定期的に利用する実用的なお店なら自然にポイントカードを使いこなせるということでしょう。
指定商品と交換という条件付きのポイントカード
お店によっては特定の曜日にポイントが10倍!なんてモノもありますね。魅力的ですから狙って買い物に行ったりします。ここで注目したいところは金券になるのかどうか。
さらに10倍!という甘い誘惑に「ついで買い」が発生しがち。その買い物って今必要なモノですか?と確認したいところですが10倍の誘惑には負けてしまうでしょう。
なんだか10倍とかセールとかに振り回されながらポイントが何千ポイントになってニンマリ。している場合ではないんです!金券として使えなければ意味がない。
いざ何千ポイントという数字をどうやって使おうか考えた時に初めて条件付きだったことに気が付きます。「ポイントは商品と交換できます」というパンフレットを渡されショック状態に。
お店にある商品どれでも交換できるならマシでしょう。でも大抵は「定価相当」のポイント数で限られた商品から選ばなければいけません。実用的なモノがどのくらいあるでしょう。
実用的でもなく好みのインテリアにも合わないような・・・。使わないようなモノなら「いらない」ですよね。お気に入りのお店だったのに急にテンションが下がります。
いらない商品や景品程度の交換が前提のポイントカードは「なんだかつまらない」と思えてきませんか?
金券として使える場合の利率を考えよう
幸い金券として利用できる!と確認ができましたか?ちょっと待ってください。ポイントと金券相当額のバランスにもカラクリが・・・。計算してみると割があわない?
- ポイントのために2万円使ってたったの500円!
2万円も使ったのに計算してみたら「2.5%」だった!これって衝撃ですよね。消費税分も取り戻せない。もっと早く計算すればよかったと思ったところであとのマツリ。
ありえない利率?
「2.5%ですって?」思わず何度も計算しなおしたりポイントカードを眺めたり。2.5%程度ならマシかもしれません。中には5万円で金券になるというポイントカードも!
金額が大きいとお店で扱う商品もお値段相当。スタンプラリーが結構な過酷さを乗り越えるモノだということをご存じでしたか?過酷なレースの後に1%の奇跡。
いまどき美容室でも「25%オフ」の時代です。10分の一である2.5%もしくはそれ以下の金券のためにポイントカードを頑張って使おうと思えるのでしょうか?
商品の単価が高くて豪遊できるレベルの方なら10万円でも100万円でも楽勝でしょう。ただ基本的にスタンプ系のポイントカードは雑貨店が多いことから注意が必要。
スポンサーリンク
ポイントカードの有効期限問題
まだ2回程度しかお店に行っていない。そんなポイントカードはお持ちですか?「そういえば最近行っていない」というお店のポイントカードを見てみましょう。
2~3回程度しか利用しないポイントカードには往々にして有効期限があります。短くて半年~1年というお店が多いのはリピーターを増やしたいからなんですね。
長くても2年というポイントカードもありますが有効期限が長いほどリピーターが多い人気店や有名店ということも。ポイントカードを並べてみると1年という期限が多いんです。

1年という期限があまりにも多くて不思議に思ったので「どうやって決めてるんですか?」と聞いてみたんですがお店の人は答えてくれませんでした。モヤモヤ感しか残らず。
要するに1年以内にポイントやスタンプをためないといけない仕組みなんですね。当然金額に応じて押してもらえるので目標金額まで買い物を続けないといけません。
1000円のために20回お店に行きますか?
雑貨店のレシートで振り返ってみると平均1000円程度の買い物でした。ポイントカードのゴールを見てみると2万円に設定されているお店が多かったんです。
ポイントカードを金券にするには少なくともお店に20回は行くという計算になります。場合によっては2000円~3000円くらいの商品に出会うこともあるでしょう。
よく考えてみると何度もお店に行ったからといって毎回ベストアイテムに出会うとは限りませんよね。1年以内にお店に行く回数が20回クリアしてもお目当ての商品が無かったら?

有効期限があるのって理不尽?
有効期限とお店の「取り扱い商品」や「価格設定」の関係を考えると。普段使いでもなく偶然出会った良品のお店ほど「ちょっと短すぎるかな」なんて思ってしまうことも。
お店との「相性や距離的」な問題もあるでしょう。お店との相性も大切ですが「遠方」へお出かけしたついでに立ち寄ったお店で発行してもらったポイントカード。
「ちょっとそこまで」と「遠方へのお出かけ」の距離から計算してみたら。どんなに魅力的なお店でも「通うのムリ」と落胆せずにはいられません。
「どうして発行してもらったんだろう」と後悔してしまうことも。大好きなアイテムが常に揃っていて「遠方」でも気にならない距離で毎回1個ずつ制覇していくようなゲーム感覚なら。
そういう買い物もアリですし「可能ならば」損した気分にはならないでしょう。そうでなければ違和感しかないかも。有効期限を確認した時にちょっと簡単にはゴールできないかな?って思ったり。
案外「ポイント完全制覇」までにはちょっと遠い道のりに設定してあるのかもしれません。お店側からすれば「リピーターになってほしい」という気持ちが込められています。
ゴールが遠い!と気が付いた時には少し後悔したり「なんだかムダなことしてるのかな~」なんてガッカリしてしまうかもしれません。ムダだと気が付いたらラッキーだと思いましょう。
ラッキーと思った時が捨て時です。この際ポイントカードにサヨナラを。残念!と思ってしまうと悔しくて理不尽に思えてしまうものですから。
スポンサーリンク
そもそも「なぜ」ポイントカードって増えるの?
なぜかお財布のなかで増殖し続けるポイントカード。コワイとさえ思ってしまうほど。商品を買った時にポイントカードを作ってしまうのは「あるある」なのかも。
もしかしたら「次もまた買い物に来るかもしれない」なぜか思ってしまうんですから仕方ないと思いがち。当然お気に入りの商品を見つけたから買い物したんですよね。
お気に入りの商品があったということは、次回も見つかるかもしれない。淡い期待を抱いてしまうのに「この罪悪感はなんだろう」何か大きな間違いをしてしまった気分。
お店によってはカッコイイ名前の名刺みたいに感じませんか?ちょっとしたステータスな気分にしてくれることも。ポイントカードの魅力はそういう一面もあります。
友達にこんなお店に行ったんだよねって自慢したい気持ち!有名なお店だったり人気のお店だと名刺代わりに見せてしまいます。

なぜか3回目にお店に行かなくなる?
2回くらいは行くでしょう。なぜって「期待」しているから。1回目の時に「あんなにステキな商品と出会えた」という記憶が残像として残っています。
今回は何買おうかな。ビビっと来たら買っちゃう気持ち満載です!1回目にゲットした商品が入れ替わっていたら優越感に浸れます。売れ筋商品を選んだ実感が。
ジワジワと来てからウキウキしてしまいます。だから今度も売れ筋な商品と出会いたいワケで。もちろん実用的なモノが良いですよね。普段使いとかヘビロテできたらイイナって。
好みはいろいろ。その日の気分で変わるものですし実用的でオシャレな商品に出会えたらラッキー!という期待が大きくなります。ただ同じお店で2回目に買う商品には。
妥協で買ってしまうという危険が潜んでいて「今回はコレでいいや」という決め方で買い物をしてしまうと・・・。ほぼ3回目にお店に行くことは無いでしょう。
お店の魅力度がダウンするのはなぜ?
決してお店が悪いワケじゃないんです。ステキな商品と出会えたからこそ購入の際にポイントカードを発行してもらったワケですし。その点はお店に感謝ですよね。
そして2回目にコレ使えるかな?的な商品との出会いがあったとしても・・・。ただ漠然と「3回目は無いかな」と思ってしまうのは本当に不思議です。
目移りするのが人間
例えば大好きな雑貨店があるとしましょう。雑貨店と一口に言っても違うお店って沢山あるんですよね。魅力的だなって思うお店って一応寄り道しませんか?
だけどショッピングモールのような場所だと少し歩けば。目の前に同じような雑貨店があります。当然気になって覗いてみたりして。目新しいモノや比較が簡単にできる。
誰だって比較するものが近くにあれば目移りしてしまうもの。さらにお得感を得たいとか良いとこ取りしたいのがお客さまの心情です。目移りは悪いことではありませんよね。
次なる出会いが待っている
似たようなアイテムが並んでいて迷ってしまうことってありませんか?商品の種類が豊富で同じような商品でもデザインが良い方を選びますしお値打ちで実用的なら即決。
よりgoodなアイテムに出会うのは決まって別のお店というのも不思議でありつつ日常なんですね。わざわざポイントカードのために引き返したりはしません。

2個めのスタンプを押印したポイントカードを見たところでお店に行こう!という気持ちになる確率は低いでしょう。花から花へ飛ぶ蝶々のようにお店を選びます。
また別のお店でポイントカードを発行されることも。でも結局ポイントカードはどのお店も共通した設定ですが。ステキなデザインコレクションにするかはあなた次第。
片づけをひとつ完了させよう!
これを機にお財布を総ざらいしてみませんか?カードホルダーをお持ちなら一度見直してみましょう。ムダなポイントカードを探すまでもなくレシートに紛れていたら即ポイです。
近頃は「ポイントカードいかがいたしましょうか」と言わずに知らない間に発行されていたりします。家計簿用レシート保管箱なども除いてみると懐かしいポイントカードとご対面。
ポイントカードに「いや~久しぶりだね」なんて言っている場合じゃないですよね。2回目のスタンプさえ押印されることなく放置状態。先日数えてみたら「58枚」ありました!
なんということでしょうか。懐かしいので久々に行ってみようかな、なんて思っていたらキリがありませんから迷わずポイです。今後は言えるはず「ポイントカード要りません」と。

まとめ
小さな名刺サイズのポイントカードですが「チリも積もれば山となる」式にどんどん増えていきます。どうしても断れないとあなたは思うかもしれません。
だからこそ捨てることが大切になってきますね。増やさないために最初に発行してもらわない!という決断をしてみませんか?ポイントカードを捨てるために以下の点を考慮しましょう。
- 金券として使えるのか利率を含めて確認する
- ポイントカードの有効期限を確認する
- 1年に何回くらい同じお店で買い物するのかを考える
- お店は「ひとつ」じゃなく沢山ある
ポイントカードを捨てることで「片付け」も意識できるようになります。ひとつのアイテムとしてポイントカードに着目することで片付けの達成感がより身近に。
あなたが買い物好きならポイントカードは意外な場所に眠っているかもしれません。この機会に使わないポイントカードをまとめて処分してしまいましょう。
スポンサーリンク
ようこそ!縁起物が大好物の松風寿那です。ココロを癒すキレイな色彩で文具から雑貨まで揃えてニンマリ。【好きなモノ】マルチーズ・映画・ドラマ・音楽・お絵描き【寿那的思考】恋愛や人との関わり方について体験を軸に生きるコツをご提案!文字・イラスト・音で表現活動しております!プロフィールはこちら