シンプルが一番ってよく言いますけど「それって本当?」って思うことがあります。世間では要らないものを処分したり「そぎ落とす」ことが美しいとも言われたり。
複雑すぎる現代社会で生きるあなたも「シンプル」を目指せば今よりもっと「幸せ」に近づけるかもしれません。シンプルなイメージは清潔感ばかりではありません。
ココロが豊かになるというメリットも。気持ちに余裕がある生活は幸福度をアップできます。だから毎日が「幸せ」に感じるのでしょうね。
でも案外「幻想」かもしれない。ちょっと疑ってみたくなる気持ちもわかります。事実私もそうでしたから。実際のところミニマムに生きる人ってどうなの?
という疑問からいろんな考察をしてみました。
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ミニマムな生活って、どんなもの?
ミニマムに生活するには、どんな感覚なんだろう?ミニマムって、なんか抵抗ある。そんな風に思う人もいるはず。部屋に何にも置かない、とか荷物持たない主義だとか。
いつ、どんな時にも対応したいタイプな私としては、摩訶不思議な世界なわけです。
ココロ豊かに楽しむ生活?
確かに、お金って大切なものですし、あれば困ることはありません。ただミニマム的な見方をすれば、お金ばかり気にして気持ちの余裕がない状態はアウトらしいんです。
リッチな人への嫉妬心もココロが狭いというんです。ここでミニマムな生き方とはどういうものかを列挙してみました。
- お金やモノに頼りすぎない
- 生きるためだけに、最低限のお金を使う
- ラクに、シンプルに生きて幸せ
最低限、とかシンプルって正直苦手だったりして。だからといってド派手な生活を望んでいるとかではなくて必要なお金の使い方にポイントがありそうです。
お金やモノに頼らないということはシンプルにつながりますし。頑張って生きているのに金銭的に報われない時ってある程度人生を生きた人なら苦い経験のひとつやふたつは持っていそうなものです。
- 衝動買い
- まとめ買い
- 大人買い
ミニマムは「足りないこと」を気にしないんです。だから過不足を常に意識するのはムダな買い物に走ってしまう。考えさせられますね。今あるもので充分という考え方。
冷蔵庫の余りものでチャッチャっと料理しちゃう、という要領でしょうか?
- 人と比べない
- 過去と比較しない
あの頃はちょっとくらい贅沢しても許されたとか振り返ってみても確かに幸せ感ってわいてこないです。ミニマムというのは足りないことを意識しない生活のこと。
さらには気にしない生活であることなんですね。確かに足りないっていう感覚を意識して追求してしまうとキリがないです。贅沢ではないけれど今あるモノに満足することが要となります。
満足感があればミニマムで幸せへの近道ということなんですが。今あるモノたちをチェックしてみましょう。
- 住むところがあること
- 1日、3食食べられる環境
- とりあえず、続けている仕事がある
- 心の支えになっている家族がいる
- ここ数年は、風邪もひいていない体力がある
衣食住は必須なんて言いますけど今あるモノチェックで該当する項目があればミニマムでも十分に生きられるというワケなんです。
当たり前だと思っていたことが実のところ、ひとつでも満たされていることで他人から見ると、とてもうらやましい環境なんですね。自覚がないことを見つめなおすことも。
幸せの感覚を取り戻せるかもしれないです。たとえば今あるモノチェックの中で当たり前だと思っているものがひとつでも消えてしまったらなんて考えてみると。
それがいかに大切な存在であるかが見えてきます。大切な存在を失ってから気が付くなんていうパターンは「あるある」ですが、足りないものばかり追い求める前に大切なことがあります。
今目の前にある幸せに気づくことがミニマムな生活を送る上での根本的要素ということなんですね。
- 小さな喜びを、日々かみしめること
- 小さな喜びや感謝を、ひとつずつ積み重ねていくこと
- 今の環境を維持すること
こうして見てみるとなんだか禅の世界に入り込んでしまいそうですけど。人としてごくごく当たり前のことだったりします。欲張ることってムダが多くなるんですね。
ミニマムな考え方には余計なモノはいらないってもはや基準です。ふつうに生活できるという幸せの形に気が付いてその「ふつう」を継続することが肝心なんです。
隣の芝生が青く見えたりしますけどそれは他人の苦労の中身を知らないからということも言えます。実は「ふつう」だと思っている張本人がうらやましいと思われている可能性だって十分あるんです。
だから他人のことを隣の芝生がなんて考えるのはやめておきましょう。いっそのこと周囲を気にすることをやめてみるというのは意外に良い対策なのかも。
あなた自身を中心に物事を考えれば足りないと思っていたものが案外身近に存在していたり目の前にあったんだなんて思わぬ発見につながったりするんです。
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ミニマムって、幸せなんだろうか?
贅沢しないことが美しい、なんてちょっと簡単には言えそうにありません。でも毎日高級料理だとか運転手付きの高級車を当たり前に所持して生活している人も実際にいるワケです。
ただ慣れって本当に怖いもので当たり前な生活を過ごす人たちって、そのこと自体が幸せだと気が付かないでいることなんです。
幸せだな~とか思いながら浸ったり、かみしめたりすることが無いのはとっても悲しいことなんだということさえ知らずに一生を終える人って多いんです。
ミニマムな生活に満足している人が年に1回ご褒美として特別感のある美味しい料理を食べておいしさに感動することや歩きなれた道をその日のご褒美として車で移動することなど。
ちょっとしたことを楽しい時間やラクすることができたことに感動したり感謝したり。感動こそが幸せだという感覚を呼び起こすんです。
なんでもお金で解決する人と比較すると感動値は断然ミニマム派の方が大きい!幸せの感覚を得ることが何よりも生きがいになってミニマムで生活することの意義を見出せるんです。
ミニマムでオリジナル
あなた自身のオリジナル生活つまり目の前のモノで工夫することでミニマムのバリエーションは広がります。ミニマムだから贅沢をしてはいけないということではないんです。
ミニマムだからこそご褒美デーが成り立つんです。思いっきり奮発してみる時にはそんな衝動に駆られたりするのが人っていうイキモノなワケですけど。
生活の向上ってミニマムでこそ実現するのかもしれません。ムリに贅沢な方向にかじ取りしてしまうとなかなか戻れないですよね。宝くじ当選のような経験をしたとしても?
そのあたりも結構重要ポイントで基本的にミニマムな生活スタイルを変化させないことです。ムダな出費については一度立ち止まって考えるクセをつける。
いざというとき窮地に立たされるような人生の瞬間のために余裕を持った生活を目指す。そういう意味では貯蓄って大切です。後悔しない生き方をすること。
贅沢ばかりが幸せだという勘違いをしないことです。
ミニマムな生き方って簡単にできるの?
ミニマムというのは基本的に必要最低限の生活をするということで無理に節約するという考えではないんです。あるもので必要なものだけで生活するスタンスです。
だから案外簡単にできてしまうんです。
- 必要最低限を意識する
- お得感を、幸せポイントにする
- 生き方を「意識」する
- ミニマム = 賢く節約
買い物も必要最低限です。お得なモノやお値打ちといった情報にはアンテナを張り巡らしているんですが、けして単純に飛びついたりしないというのもポイントです。
お得感が幸せだと思えばそれだけでミニマムな生活が成立してしまうんです。常に自分自身の生き方を「意識」することってつい忘れそうですがクセをつけましょう。
節約することって思ったより面倒じゃないかも。一度ミニマムな世界を知ってしまえば知れば知るほど今まで面倒だと思っていたことがどんどんできるようになるんです。
まとめ
楽しくなる生き方節約という言葉にとって代わるようにミニマムというカッコいいワードが出現しました。ミニマムはひと昔前なら貧乏くさいなんて嫌煙されたりするようなことでした。
でも賢く節約して必要最低限の生活こそがミニマムなんです。ミニマム上級者になればなるほど「幸せ」で楽しくなるはず。気が付いたらストレスも消え去っているかも。
気分も通帳も少しずつ、が積もりに積もって「リッチ」になってしまいましょう!
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