2018-10-23

彼女が突然泣いた!どうしよう?恋する彼が困惑して相談してきた話

忙しい毎日をすごしていますか?楽しいコトしてますか?誰だって、忙しいですし、誰だって、楽しいコトしたいです。毎日忙しいながらも、悩んで、何かに追い立てられるように生きています。

 

 

でも恋する瞬間は、どんなに忙しくてもやってくるという「不思議」な縁・・・。忙しいからこそ、神様がホッとする瞬間を与えてくれるのかもしれません。ステキな恋に巡り合ったとしても、悩みがないとは限らないようです。

 

結婚する前のカップルに「ありがちな悩み」なんですけど、実際に相談を受けた側として、今、同じ悩みを抱える彼氏さんに、届くと良いな・・・。という気持ちを込めて。

 

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彼女が初めて泣いた?

 

もう、お互い結婚を決めている、という友達に、ある日、呼び出されました。困ったことがある・・・、というんです。またまた、いつもの彼女へのサプライズ相談?的なノリで、のこのこ出ていったワケです。

 

カフェ、なんて言うと、ちょっぴりカッコイイですけど、昔ながらの「喫茶店」です。結婚適齢期と言われた時期、私は「恋愛論」なんて超テキトーに話していたんです。

 

それが、不思議なことに、カップルを何組も、成立させてしまったんです。そんな才能を、どこか他に活かせれば、もっと人生豊かになっていたハズ・・・。という余談は置いておきましょう。

 

その日の相談者は、私を「恋の神様」とあがめるような、ちょっぴりヘンテコな彼でした。その彼は「Wくん」でした。彼女を紹介したのは、私なので「恋のキューピット」と呼んでほしかった・・・。(そこ、気にする?)

 

「ボクさ、すっごく動揺してるんだよ!」

 

まだ、注文もしていないのに、Wくんは、すでに勢いづいて、話はじめたんです。どうやら、彼女(Jちゃん)の、意外な一面を見た!というんです。意外すぎて、困惑している、と。

 

私とJちゃんは、クラスが同じだったこともあって、だいたいの性格は知ってるつもりでした。ただ、Wくんの前では、Jちゃんも「女性」なんだ、と思い知らされたワケです。

 

「彼女、泣いたんだ、ボクさ、どうしたらいい?」

 

確かに、Wくんが言うように、意外だと思いました。あのJちゃんが?いやはや、女性って、わからないものです。

 

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ボクの彼女は「忙しい」が口ぐせ

 

  • 出会いを振り返ってみる

Jちゃんが、働き者なのは、クラスメイトの時に、とっても勉強ができた人だったので、納得できるんです。何より、付き合い始めてから、Wくんも感心するくらいでしたから。

 

そもそも、Jちゃんも私も、Wくんと同じ学校の後輩ということなんです。社会人になってから、別の先輩仲間と集まった時に、知り合ってJちゃんを紹介した流れから・・・。

 

後日、Wくんから、Jちゃんに一目惚れしたから、会わせてくれ!と懇願され、告白のセッティングまで、手伝わされました。いや、Jちゃんも、Wくんのことが気になる!とかで、板挟み状態。

 

意味もなく「嫉妬」さえしましたけど。無事に、告白の準備ができて・・・、といっても「場所の確保」や「プレゼントの選び方」など、いわゆる「パシリ」です。

 

「好きだから、付き合おう!」

 

Wくんは、予定通りに、Jちゃんに告白して、Jちゃんも即OK!という流れでした。あまりにも、スムーズすぎて、簡単に「カップル成立」するのを目の当たりにして、もう唖然。

 

唖然としたのは、一瞬でした。見切り発車だったのかな~?なんて思ったりしたんですけど、それはもう、相談の嵐でしたから。Jちゃんは、何が喜ぶかな~、とか、Wくんは、なんか言ってなかった?とか・・・。

 

いや、成立したなら、自分で聞いてくれ!なんて思いつつも、Wくんは、一応先輩。おまけに、私も面倒見がとても良い後輩でしたから・・・。というのはちょっと言い過ぎ?

 

「あのさ、Jちゃんと、付き合ってるんだよな?」

 

Wくんは、Jちゃんを想うだけで、もうフワフワ気分!らしく・・・、何度も、私に確認したものです。後輩として、応援しましたし、告白も見届けたので、間違いないです、としか言えないでしょう。(ため息・・・)

 

彼女に恋する理由

 

 

1年くらいたったころ、さすがに、Wくんからの「確認の連絡」はこなくなりました。当たり前ですけど、1年という月日を、お互い知る期間として、着々と、恋愛を深めていったんですね。

 

Jちゃんは、もちろん経過報告してくれますから、状況はしっかり把握してました。・・・って、状況把握したところで、アツアツのふたりに、これ以上私も介入する意味もないんですけど。

 

Wくんから、直接聞きませんでしたが、Jちゃん曰く、Wくんに「すごく大切にしてもらってる」ということで、もう、オノロケ以外のナニモノでもないでしょう。

 

あのWくんのことですから、きっとJちゃんのことを見つめる瞳が、ハートになっているのは、容易に想像できます。いやいや、もうちょっとドンと構えてもいいんじゃない?というのは、小姑っぽいんですかね。

 

オノロケの話と、同時進行してて、ちょっと心配だったのは、Jちゃんのお仕事のこと。Jちゃんは、大手商社に入社してから、転職することなく、着々とキャリアを積み重ねている人。

 

キャリア、っていう響きはとっても美しいんですけど、残業が多いとか、愚痴っぽくは言わないけれど、休日に会うたびに、また痩せた?なんて聞いてしまうくらいだったので。

 

Wくん、ちゃんと気遣ってあげてるのかな?なんて、また小姑根性が出てしまうんですけど、それは、Jちゃんとの友情があるからで。Wくんは、相変わらず「大切にしてくれてる」らしいですし。

 

彼女の「忙しい」始まる?

 

  • Wくんの「どうしたらいい?」が始まる前兆

私は、お互いから、別々に連絡がきて、時には、伝書バト?的なこともしました。(どこまで、面倒見がいいんだ!)もう、こうなったら、徹底的に幸せになってもらおう!って思いましたし。

 

Wくんは、相変わらず「夢心地」を語るんですね。対照的に、Jちゃんは、職場での立ち位置だとか、ちょっとインテリチックな話が、お好みのようで。どっちの話もフムフム、なワケです。

 

共通点を見つける、というよりは、別々の視点で、お互いを尊重している様子に見えたので、ある意味「このカップル、すごいかも」なんて思っていたんです。

 

ただ、私の心配は、的中したみたいで、Wくんは、Jちゃんに連絡が取れないだとか、Jちゃんの様子が近頃変だとか、そんな類の相談が急増してきて、私が、Jちゃんに聞いてみることになりました。

 

そもそも、Wくんは、私以上に心配する傾向があるみたいで、Jちゃんは、いったいどうしたんだ?と私を責める始末。私は心配しつつも、様子見しよう、と思う派なんですけど。

 

ちょっとWくんには、申し訳ないんですけど、いくら大手の会社だからといって、女性が必ずしも優遇されているとは限らないんです。それは、Jちゃんから聞いていたので。

 

一生懸命、積極的になるべきところは、男性以上に張り切らないとダメ!なんてね、Jちゃんってば、いつの間に立派に成長して・・・。すでに、転職組だった私からすれば、Jちゃんはスゴイ。

 

Wくんには、Jちゃんの仕事の状況だとか、おそらく知っているだろう、という話を、あえてしてみたんです。

 

「それ、聞いた。知ってる。」

 

予想は的中です。さすが、Jちゃん!キャリアもプライベートも、掌握している完璧!って、ひと安心しようとしたら、Wくんから、意外な言葉が・・・。

 

「Jちゃんってさ、いつも忙しい、忙しいって、あれって口ぐせなの?」

 

Wくん、それって、もしかして「不満」ですか?それとも「愚痴」?Jちゃんのこと、かなり甘く見てないですか?口ぐせってなに、口ぐせって・・・。ちょっとそれは、失礼じゃない?

 

Jちゃん、一生懸命仕事してるんだから、理解してあげないと・・・。というニュアンスで伝えたつもりなんですけど、なんだかWくん、ムっとしながら言うんです。

 

「なんか、Jちゃんのこと、違和感って言えばいいのかな~?」

 

もし、これが同級生なら、後頭部にハリセンで「バッシバシ」に、したいところ!でも、相手は先輩なので、なだめるしか方法がない・・・。それで、口ぐせなのかも・・・、と言いつつ、Wくんの違和感をすり替えたんです。

 

「そうだったか、やっぱり、そうだったんだ~」

 

Wくんは、納得してくれたようです。後日、呼び出されることになるとは、この時、想像もつかなかったんですけど。

 

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彼女が突然泣き出した?

 

  • 私がWくんに、呼び出されたワケは、Jちゃんが泣いたから

Wくんの話によれば、忙しい合間をぬって、デートしていた日のこと・・・。一緒に夕食を食べて、楽しく会話して・・・。ってまたノロケ?なんて思ってしまいましたけど。

 

「Jちゃんが、今日のデートは、すっごくストレス解消になったっていうからさ、もう嬉しすぎて!」

 

どこから、そんな泣くような要素が?Jちゃんから、確か、その日の件で、連絡なかったから、私もよくわからず、Wくんの話を聞くしかなくて、耳を傾けていました。

 

「何よりさ、よく笑うし、忙しいとか言われないことが、至福の時だと思ったし」

 

Wくんは、しみじみと、実感したように、まるで青春時代を振り返るような、素振りさえ見せて、あんなにはしゃいだのは、いつ以来だろうか、なんて回想してしまう始末・・・。

 

突然の豪雨?ボクは戸惑う

 

  • Jちゃんの様子がおかしい?

「今日は、すごく楽しかったね、今までで、一番くらいかな~、って言った直後にね、来たんだよ!」

 

え?何がですか?来たって?いや、話がどうなったの?逆に、私が混乱してしまったんですけど。そうだ、泣いた話だった・・・。と気を取り直して、はい?なんて言ってみたワケですけど。

 

「Jちゃんの瞳がね、もう涙、涙。局地的豪雨だったんだよ。もうビックリだし、訳が分からないから、どうした?って聞いたんだけどね、Jちゃん、黙り込んじゃって・・・」

 

フムフム、女性あるあるかな?情緒不安定だとか、食あたり?いや、Jちゃんに限って、そんなことはあり得ないでしょう。あの鉄仮面Jちゃんですから。なんて言ったら怒られそうなので、言いませんでしたが。

 

避難しよう

 

  • Jちゃんが泣き出したのは、お店の中だったから、Wくんは気まずいと・・・。

「もう、ほんとヤバかったよ、お店のオヤジさんがね、ボクが泣かせたと言わんばかりに、ニラみつけてきて、怖かったし。とりあえず、店は出たんだけど。」

 

その状況じゃ、お店にいた人が全員、そう思ったでしょう。泣いた女性のそばにいる男性は、責められる対象となりますから・・・、なんて、同級生になら、言えたでしょう。

まさかの彼女が情緒不安定?

 

それで、Jちゃんは、どうしたんですか?大丈夫だったんですかね?って話をうながしてみました。

 

「店から出た、というのはいいとして、Jちゃんは、相変わらず下向いて泣いてるし、ボクも、もうどうしたらいいか、困惑?混乱?いや、こんなJちゃん初めてで」

 

改めて、Wくんのことを「包容力なさすぎ」だと思ってしまいました。先輩だから、ズバリは言えませんけど・・・。そもそも、告白する段階から「頼りないかも」という予感はありましたし・・・。

 

キラキラしてない彼女って?

 

  • Jちゃん謝る?

「なんとかね、大通りでタクシーつかまえて、彼女と乗ったんだけど、帰る道中の、気まずさとか、Jちゃんの元気がない表情とか、何もかも、あり得ない状況で、何も言えなくってね」

 

これだから、オトコは・・・。というか、Wくんは、本当に、どこかの世間知らずさん?に見えてきました。なんだかフツフツと、私の中に沸き起こるものが・・・。

 

「何も言えなくて、どうしたらいいか考えていたら、Jちゃんが、謝るんだよ。ボクが店で恥かかされたって思ったみたいでね。まるで、ボクの気持ちお見通しって感じで・・・」

 

は~、なるほど、Jちゃんは、場所をわきまえるとか、すごく他人にも厳しいから・・・。でも、それなら、なんでJちゃんは、涙を我慢しなかったんだろう?

 

意外な言葉にボクは戸惑う?

 

「なんとか、なだめるとかって言うのは、おかしいんだけど、店でオヤジさんに、ニラまれたことは、ちょっと言えない状況だし、謝ることない、とは言ってみたんだけどね」

 

そっか・・・。気まずかったんだ。Jちゃんも恥ずかしかっただろうし、お互いに、やり場のない気持ちは、あったのかな・・・。って私は、何を想像してるんだ!イカン!しっかりしろ、私!

 

「最近、おかしいって言ったんだよね、Jちゃんがね、あのJちゃんがだよ!しかも泣きながら!」

 

やっぱり、情緒不安定か・・・。いや、ちょっと待って、Jちゃんに限って、そんなことは、あり得ませんって。元クラスメイトの私が、証明しますよ。その辺の「ナヨナヨ系」女子と一緒にしないでください。

 

友人のイタズラな言葉?

 

「いや、実は・・・、知り合った時にいた、アイツのこと覚えてる?えっと・・・、Fってヤツのこと。ボクにJちゃんを紹介してくれた時にもいたんだけど、覚えてる?」

 

F先輩・・・?あ、Fさんね、はい、覚えてますし、時々連絡とってますよ。Fさんの彼女も、私紹介しましたから。っていうか、WさんとFさんって、対照的ですよね。

 

「対照的?・・・ゴホっ、確かに・・・。いや、Fが、忠告するとか言っていたことを、思い出してね。女子は、タイミングが悪いと、意味もなく、怒ったり、泣いたりするとかって、言ってたな・・・と」

 

あ、Fさんの入れ知恵でしたか・・・。Fさんに言っときますね、今度。Wさんにそんなこと言うなんて、なんて人なんでしょうね。と言いつつも、さすがFさんだ、なんて内心ほくそ笑んだりしている私!

 

そもそも、Wさんは、純情すぎるんですって・・・。これもダイレクトには、言いにくいな~・・・。いや、Wさん、Jちゃんは情緒不安定じゃないですからね。

 

ボク、大混乱

 

「Fの言ってたことを、思い出したら、急になんだか、その通りになったんだ!どうしよう、こういう時はどうしたら?みたいな感じで、また大混乱になってしまって」

 

Wさん、だから、Fさんのこと100%信じちゃダメですって・・・。元来のいたずらっ子体質ですから、Fさんってヒトは・・・。あ~、もどかしい!

 

彼女が泣く時はボクの試練?

 

 

  • デートはハッピーなんてウソだった?

「その、思い出すまではね、Jちゃんと付き合えてよかった、会えば楽しいし、話せば楽しいし、っていう人は、なかなか見つかるものじゃないしね。Jちゃんの良さは、わかるよね」

 

わかりますとも。わかるからこそ、紹介したんじゃないですか!疑うなら、Jちゃんを紹介したこと、後悔しますよ!

 

「だけどね、Jちゃんの涙から、Fのコトバを思い出すところまできて、ボクって、なんなんだろうってね・・・」

 

え?まさかのWさんが、後悔してるとか?なに?その遠い目は・・・、なんか嫌~な予感がするんですけど・・・。

 

まさかの、彼女が自信喪失で涙?

 

「Jちゃんをね、送り届けて、帰ろうと思う意識はあったんだと思うんだけど、違う意識の中で、Jちゃんと向き合えよって言ってるボクもいてね。Jちゃんの家の近くで、話したんだ」

 

そうでしたか。なるほど・・・。きっとJちゃんが、話をちゃんとしなきゃ!と思ったんでしょうね。Wさんよりも、明らかにしっかり者ですから。やはり、直球では言えず、それで・・・?と言いましたけど。

 

彼女の涙の理由

 

「Jちゃん、だいぶ落ち着いたみたいで、ちゃんと話をしてくれたんだけど。なぜ泣いてしまったのか・・・。」

 

Wくんの様子が・・・。なぜかちょっと嬉しそうな、気のせい?あれ?

 

「Jちゃんが、社内で、すごいチャレンジをするって話、聞いてない?Jちゃんは、すごい企画を考えていて、成功すれば、プロジェクトとして、Jちゃんが、ステップアップできるってことなんだけど」

 

まさか・・・。Wくん・・・Jちゃんの成功が、キャリアが・・・。そっか、複雑な感情が入り混じっているのかな?Wくん、Jちゃんのキャリアを応援することに、決めたんですね。

 

Jちゃんの涙のワケって・・・、別れ・・・、キャリアを優先するJちゃんを応援するWくんの、複雑な気持ち・・・、わかるような気がします!

 

「それで、涙がね・・・。ボクでも涙が出ると思ったよ。Jちゃんの気持ちが伝わってきた、っていうのかな・・・」

 

いや、Wくん!元気だして!Jちゃんは、キャリアを選んだからといって、ひとりで生き抜くとか、そういう人じゃないはずですから。私はJちゃんに、プロジェクトの成功話っていうのは、聞いてないんですけど・・・。

 

「そりゃあ、そうだよ!Jちゃんは、言わないはずだよ。ボクにだけ、言えることだったんだよ。だって、ボクの彼女のことだからね」

 

え、今、何気にノロケてません?Wさん、私よりもWさんを選んだみたいな、そんな言い方で、私の嫉妬心を呼び起こそうとしたって、無理ですからね!私は、嫉妬なんかしませんよ。

 

「そうそう、嫉妬させようなんて、これっぽっちも思ってないし、Jちゃんの今回のことは、彼女らしいって思ったんだ」

 

いや、まって、Wさん、ちょっと話が見えてこないんですけど・・・。要するに、Jちゃんのキャリアを応援する、という感動物語なわけですよね。

 

「ボクはね、完全にJちゃんを誤解していたって話なんだ。彼女の企画は通らなかった。プロジェクトがとん挫したことは、さすがに、ボクにだって言いにくいことだろうね」

 

あ~っと、え?と、とん挫?Jちゃんのキャリアは、どうなってしまったんですか?Wさんにしか言えないことって・・・。

 

「失敗を含めて、Jちゃんが、ボクに話をしてくれたこと、すごくありがたくってね。まあ、プロジェクトの話を聞いた時には、ちょっと覚悟はしたのも事実だったけど」

 

私は、Jちゃんが、キャリアについて、いつも決定した、という過去形で話を聞かされていたことを思い出した。Jちゃんの性格から考えると、Wさんにしか言えない、という状況も、理解できますけど。

 

「プロジェクトのために、Jちゃんは、すごく消耗していて、疲れてたんだね。それに気が付いてあげられなかったのは、ちょっと反省してるんだ。

 

Wさんの気持ちは、Jちゃんに伝わってると思いますよ。Wさんが、誰よりも一番近くにいるってこと、その存在が私よりも重要になったんですね。それっていい話じゃないですか。

 

「いや、Jちゃんは、そのプロジェクトにかけてたみたいだかから、かなりのショックだったはず。それを察してあげられなかったことは、反省しているんだよね」

 

つまり、Jちゃんの、悔し涙を、Wさんはダイレクトに、正面から受け止めてあげたってことなんですね。それって何気に、Wさんカッコイイ話じゃないですか!

 

「人生には、常に挫折って、つきものなんだよね、Jちゃんのこともそうなんだけど、ストレスとか、ちょっとした変化って、意外に蓄積されて、突然悔しさが吹きでる、っていうね」

 

Wさんのこと、ちょっと甘くみてました。すみませんでした!Jちゃんにとって、Wさんって頼りがいのある彼として、すでにちゃんと向き合ってたんですね。

 

ボクにとって彼女の涙は魅力のひとつになった

 

 

「彼女、Jちゃんの涙の件では、本当にびっくりさせられたんだけど、すべてをさらけ出してくれたことの方が、嬉しくて、なんだか心の深いところで、ちょっと感動さえしたよ」

 

いや、結果オーライなら、いいんですよ。ただ、そういう話なら、どうして呼び出したりしたんです?電話とかメールでも話できるような感じだったりしません?

 

サプライズな発表?

 

「そうだね、わざわざ呼び出して、悪かったと思う。ちょっと話としては、ボクがビックリしたという衝撃を、伝えたかった、というのもね、あるんだけど・・・」

 

なんですか、急にもったいぶって。もういいですって、話はわかりましたから、結果オーライってことですよね。何事かと思いましたよ。ちょっと心配して損したかな?

 

「そろそろ、本当の呼び出し理由が、わかるよ。ほら、来たから」

 

Wさんが指さした方を、何気に見たら、なんとJちゃんが、いる!Jちゃん!どうしたの?

 

「Jちゃんとね、ふたりで報告したいことがあってね。それで来てもらったんだ。もう、わかってしまったかな・・・」

 

Jちゃんは、いつになく、デキル人、というイメージからちょっと、なんていうか・・・。

 

「ボクたち、結婚することにしたよ。ちゃんと、会って報告したかったんだ。一番にね」

 

あ、あの、え、ええ~!!いや、あの、そういう展開だったんですね。いや、Wさん、Jちゃん、おめでとう!私も嬉しいですよ。

 

「最近、連絡とか、してなくてごめんね。それで、これ・・・。」

 

Jちゃんが、口を開いた、とおもったら、まさかの謝罪?そんなのいいよ、謝る必要ないって。で、差し出された白い物体・・・。こ、これは!

 

「結婚式の招待状なの、Wくんが、いままで、頼りなくって、迷惑かけてたことも、聞いたのね。これからは、Jの役割だって、ふたりで話あうこともできたし」

 

あはは・・・。思い出したことは、Jちゃんとちゃんと向き合えないWくんへの「フォロー」の数々・・・。もう気が遠くなりそうですわ。Jちゃんにバトンタッチできるなんてね。

 

「ってことで、変なサプライズになってしまったけど、これからも、Jちゃんとともに、よろしく!」

 

Wさんのことも、Jちゃんのことも、これから、ちゃんと見届けますから、ご安心ください。あはは・・・。ちょっとわざとらしい笑い方になってしまったかな・・・。

 

私は、家に帰って、改めて、結婚式の招待状を手に、しばらく、余韻のようなものにひたっていたワケで。カップル成立も記録樹立しちゃったし、結婚っていう形に、関わることの嬉しさをかみしめていました。

 

いや、めでたし、めでたし。(お~い私の幸せよ、どこに行った?)

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