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映画エクス・マキナのラストは衝撃?人工知能の行く先に愛はあるのか

2019-05-08

今や「未来」よりも現実的となった「人工知能(AI)」の世界。あなたは映画「エクス・マキナ」のラストを衝撃だと感じるでしょうか。とても不思議な感覚に陥る作品です。

 

 

普段スマホで「検索」することが「生活の一部」になっていますね。世界中で「検索」された情報が「AI」を限りなく「人」に近づけるヒントを与え続けていると知ったら・・・。

 

この作品が問いかける「検索」のカラクリをあなたはスルーできるでしょうか。「日常の何気ないこと」や「人としての悩み」を検索によって「AI」に思わぬ影響があるとしても?

 

「AI」に愛を含めた「感情」を搭載することができるのか・・・。ラストまで「あなたの心理を試す」映画「エクス・マキナ」は2016年に日本で公開された作品です。

 

 

アカデミー賞が認めた「視覚効果」。圧倒的な「ビジュアルの美しさ」に心理的要素をたっぷり活用した撮影技術によってラストまで緊張が解けることはないでしょう。

 

最先端技術を開発する研究所の冷たさ

心理サスペンスで緊張感たっぷり

美しすぎる壮大な自然に癒される

 

注目は「ヒンヤリ&ドキドキ」と「やわらかな日差しと森林浴」全く矛盾する要素を盛り込んでいる点。それらが黄金比率で配合されているので安定感とバランスが秀逸!

 

「人口知能」は本当に進化し続けるの?

AIとの共存から見える近未来の課題とは?

 

「エクス・マキナ」という作品を観るべき理由を探っていくと・・・。近未来への疑問や現在すでに存在するAIのことについて「進化」を肯定か否定かまでも言及したくなるのです。

 

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映画エクス・マキナの概要

 

 

  • 監督・脚本:アレックス・ガーランド

レオナルド・ディカプリオ主演のサバイバルサスペンス「ザ・ビーチ」の原作者。「28日後」「サンシャイン2057」「私を離さないで」「ジャッジドレッド」の脚本家。

 

登場人物と主な出演作

 

あらすじ

ケイレブは社内でもめったにお目にかかれない社長ネイサンの別荘宅への招待権を獲得。別荘にてエヴァと出会います。1週間の滞在中「AI」をテストするお話。

 

※ココからは全体的に考察中心ですが「ネタバレ」を含んでいます。これから視聴する予定の場合はご注意くださいませ。

 

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最先端技術を開発する研究所の冷たさ

 

 

  • 1週間という期間に「AI」テストを依頼されたケイレブ
  • 合宿所並みの緊張感が漂い「閉塞感」が続く地下施設

 

ケイレブは1週間という期間限定で別荘の滞在者になります。「人工知能をテストする」立場ならケイレブのように1週間耐えられるかと問われれば「正直ムリ」です。

 

テストに挑むケイレブを見て

 

たとえ興味本位だとしても・・・。「セッション1~7」まで淡々とテストを繰り返すだけで逃げ出したくなるでしょう。ケイレブは積極的に「AI」に関わっていくのですが・・・。

 

明らかな変化には理由が。エヴァがケイレブから感情という心の一部を奪ってしまったからです。初めて社長と対面して緊張の連続だったはず。解きほぐしたのはエヴァだったから。

 

ネイサンと翌朝フィードバックする度にネイサンは凹みます。ケイレブは決定的な反論を言えずにいるので「どうした?しっかりしろよ」と声をかけたいジレンマが!

 

ケイレブ自身がトラウマに陥ることで充分なサスペンス要素に。たった「ひとり」でパニックと闘う姿は「悲壮感」や「同情」を引き出す効果につながっています。

 

閉塞感しかない地下施設を見て

 

確実に忍び寄る恐怖は「地下施設」という設定の影響なのか。独特な暗さに息が詰まるような感覚に陥ってしまい意味もなく隔離された気分で苦しさにつながります。

 

無機質な材質に囲まれた室内で過ごすケイレブは既に招待客の扱いではないはず。個人的には即日で拒絶反応が・・・。一方ケイレブはストーリーに忠実(当たり前ですが)。

 

ケイレブは眠れずにリモコンのスイッチをオン。画面に映し出されたのは「美しい景色」ではなくロボットが過ごす冷たくモノクロの空間。ケイレブの視点とは違い狂いそうになります。

 

エクス・マキナのラストに「愛」はあったのか

 

  • AIに搭載された機能
  • テストは誰のため?
  • AIは「愛」を学ぶのか?

 

テストの対象者が「AI」なら研究者として「ネイサンの意図」があったのかどうか。研究の最終目標である「AIに搭載された能力」は完成だと言い切れるのでしょうか?

 

エヴァは「人の愛」を解釈して行動を起こした・・・と考えるのが作品の狙いなのか。「人の感情」を理解するまでもなく「愛」の存在価値を解釈して利用したとも言えます。

 

「AI」が「愛」を解釈しただけと感じるのはホンモノじゃないから。「人が愛する気持ち」を逆手にとった行動を起こした段階で既に「AI」の未来は無いでしょう。

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心理サスペンスで緊張感たっぷり

 

 

サスペンスに欠かせない要素として「緊張感」と「不安感」があります。それに加えて心理的にアプローチすることで完成します。例えば次のポイントのような状況。

 

ココがポイント

  • 大自然とAIというギャップ
  • 静かに忍び寄る人工知能がしかける罠
  • AIづくしのオンパレード

 

停電による暗転からの非常電源で赤くなる場面は「視覚的な仕掛け」として効果的であること。「心理サスペンス」として非常に満足度が高く楽しめる上質な作品です。

 

エクス・マキナのケイレブ

 

 

メモ

画像の左側がケイレブ。エクス・マキナで主人公という位置づけながら周囲の状況にどんどん巻き込まれていくという設定。

 

  • ケイレブの当選シーンはAI目線?
  • 追体験してしまう役柄に思惑アリ?
  • ケイレブの非日常からの展開

 

検索エンジン世界最大手の「ブルーブック社」という設定が「Google社」をモデルにしたことを知らずに観ました。よくググる人は「ピン」とくるでしょう。

 

そして社内で働く人の姿にクローズアップするシーンは・・・ほぼ無しです。ググる人目線で思うことはプログラマーやエンジニアという現場がどんな雰囲気か観たい!

 

そんな要望はストーリーに無関係だ!という評価をするあなたへ・・・。会社は現場ありきなんですよね。社長にクローズアップして印象悪く(?)するよりもケイレブが働く姿を観たかった!

 

ケイレブの当選シーンは「AI」的目線で

 

至ってマジメな「AI」問題に切り込むサスペンス!に対して超普通かつ等身大のケイレブが「社長の別荘にご招待!当選おめでとう」の画面と遭遇するシーンから。

 

確かに社長と過ごせるチャンスがあるならラッキーと思うのも分かります。でもケイレブの喜びのシーンは「ザラついた砂」が足の甲にこびりついて取れないんですけど的な違和感。

 

ケイレブの当選シーンをアタマでリピートしてみると・・・。「喜び度合い」を人工知能が冷静に分析していました!違和感の正体はコレだったのかと納得できます。

 

ケイレブの行動を追体験

 

壮大な自然の中に建つ別荘に到着したケイレブは来る途中でなぜ引き返さなかったのか。大自然の中の一軒家ほど「怪しい設定」は無いはず。ただ「演出」としては最高ですね。

 

ギャップがあるからこそ「身近すぎるSF映画」って魅力倍増。ケイレブの行動を追体験できる要素も備わって一石二鳥のお得感。ネイサンの誘導も絶妙で思わず了承してしまう追体験も。

 

「美しい女性型ロボット」エヴァとの出会いに戸惑いつつも「明らか」に舞い上がっています。「美女ロボット」は女性から見てもステキ。「AI」だと知りつつ淡く湧き上がる感情を抑えられません。

 

出会えて嬉しいよエヴァ!ケイレブはココロの中では叫んでいたはず。「人間と人工知能」という極端にも思える「ありえない設定」が逆にケイレブの感情を揺さぶるのでしょう。

 

ケイレブがエヴァのことを切なく見つめるだけでもジリジリとヤケドしそうです。ケイレブに「危険!それ以上はやめよう」と言えないのは目の前の「甘いワナ」に期待するから。

 

ケイレブの非日常からの展開

 

ケイレブの非日常は「宝くじに当たった!」レベルの喜びから始まるのですが「サスペンス」だということを認識させてくれるシーンが盛沢山で飽きさせません。

 

ITに強いはずのケイレブ。社長の別荘に一歩立ち入れば「全てがプログラミング」されている世界だと認識していないところが「ある意味『オチ』」のような気がします。

 

ケイレブに共感できるタイプならストーリー展開にワクワクを分かち合うことができます。「錯覚」という副作用によって・・・。ケイレブの立ち位置を意識していると言えますね。

 

巻き込まれていく違和感を思い出した時アタマに「疲労感」が起こったのは最後まで「ケイレブの立ち位置」をキープし続けようとしたからかもしれません。

 

本当にネイサンは社長なの?

 

 

メモ

画面向かって左がネイサン。人工知能は今や「ハード」「ソフト」ではなく「ウェット」だと豪語するあたり開発者たる威厳を見せつける。

 

  • 疑惑たっぷり筋トレおじさん
  • 天才と変人の二面性
  • ケイレブの「もてなし方」が紳士的
  • 衝撃のラストに貢献する役柄

 

別荘に滞在するネイサンという社長は大自然を独り占めするような場所でトレーニング。バルコニーで筋トレするあたり「ヒマなの?」と思わずにいられません。

 

ネイサンの筋トレより気になる事

 

スゴイ企業を作ったとは思えない部分が多々見られます。ある意味楽しんでいればいいんだ!と豪語しているかのよう。毎日飲んだくれた翌朝には筋トレ。これはネイサンのストレスサイン?

 

別荘という広大な敷地はセキュリティを厳重にする必要があるのは一応納得です。ただ限りない「へき地」にやってくる人の確率を考えると・・・皆無?「AI」研究者の発言とは思えない・・・。

 

なぜなら今や衛星での監視システムやボタンひとつでドカン!ということを知っているはず。ストーリーの詰めが甘い部分を発見したようで少し嬉しくなったのは気のせい?

 

社長だからこそ紳士になれる瞬間?

 

本当に瞬間のことで見逃しがち。ここ注目です!と声を大にして言いたいのがフィードバックのシーン。ネイサンとケイレブがふたりで語り合うシーンは人間味を表現するため。

 

「AI」と語り合うことはできても「飲食」は楽しめない。この食事のシーンはとても重要だと感じるのです。しかもネイサンが社長という紳士な顔を見せる瞬間でもあります。

 

それに練習の成果なのか「お箸の持ち方」が素晴らしい!基本的に料理を映していないにも関わらず「なぜか美味しそう」という感覚に陥るあたり視覚的効果はバッチリですね。

 

天才的に技術貢献し変人的に身を亡ぼす?

 

ネイサンの設定はすごい開発者で会社でも雲の上の存在。現実の世界でも天才と言われるタイプは真逆の性質を併せ持ち苦悩する一生を送る・・・この作品においても例外ではないのですが・・・。

 

「オタク」は良い意味で研究熱心かつ天才肌のことで「アブナイ男」とは女性蔑視的な態度やケイレブにコトバ遊びで上げ足をとったりと「幼稚」な面が垣間見え・・・。

 

ネイサンは「君を歓迎するよ」と言った後「君はビビっているのか?」と煽るあたり。もはや社長の立場での発言ではない。「君はスーパークールだ」と持ち上げたりもします。

 

「ビビりなヤツ」とケイレブを突き落としつつも「今日から友達だから『ネイサン』と呼んでくれ!」と。この流れで変わった人という意味で「変人社長」だと認識せざるを得ず。

 

エクス・マキナのキョウコと廃品?

 

 

メモ

上の画像の右側がキョウコ。下の画像は左側。スタイル抜群!話すことができない?機能欠損型の「AI」?タネ明しのシーンはオススメ。

 

  • キョウコはナニモノ?
  • アップデートの度に廃品に?
  • 実質登場するAIの割合が70%のナゾ

 

 

ケイレブの前にキョウコという女性が登場してからストーリーは重い腰を上げるように展開していくあたり。単なる脇役ではなく重要なシーンに必ず現れます。

 

ネイサンのペット的存在のキョウコ。完全に愛玩用ではないかと。「AI」なのか「人」なのか疑心暗鬼になる頃に登場します。スタイル抜群なキョウコはダンスも最高!

 

ネイサンと息の合ったシーンもあるものの個人的には「ヒゲもじゃメガネ」と一緒に踊って欲しくなかった・・・。役柄的にネイサンのペットなので仕方がないのですが。

 

キョウコが一体どんな存在なのか気になっていると「アップデート」された過去の遺品・・・つまり廃棄された「AI」たちを発見して衝撃のシーンとなります。

 

登場人物は主に4人だと信じていますか?実際は「AI」が廃棄される様子などタイプ別にきっちりとクローズアップしているあたりロボットだとしても登場人物として認識すると・・・。

 

冒頭の「ケイレブ当然おめでとう」と言う人たちのその他大勢とは比較にならないほど。ということで約3割しか人間が登場しない作品ということになります。

 

美しすぎる壮大な自然に癒される

 

 

  • ノルウェーの素晴らしい絶景
  • 閉塞感からの解放シーン
  • 自然と調和する音楽にも注目

 

ロケ地となったノルウェーの素晴らしき自然は閉塞感から解放されるシーンにピッタリ。随所に癒しの風景を「絶妙」に取り入れることで地球に存在する意味を知るのです。

 

視覚的な癒しの場面があるからこそ「衝撃のラスト」まで目が離せない!と言うよりもなんとか平静を保って作品を鑑賞できるポイントとなるでしょう。

 

視覚的な部分ともう一つ注目したいところは「クラシック」な音楽が流れる部分。相乗効果として好影響を与えます。シーンごとの静かで爽やかな音楽は「しっくり」といった感じ。

 

エクス・マキナで「エヴァ」存在は癒し?危険?

 

 

  • エヴァの登場はまさに「未知との遭遇?」
  • 人間観察「宣言」はエヴァが確信犯だから?
  • 思わせぶりな態度が完璧なAIは癒しの未来?
  • エヴァの夢は本当に叶うのか?

 

エヴァが登場するシーンに何度か映画「未知との遭遇」を彷彿とさせるイントロが流れます。パクリではありませんので良く聴いてみてください。映画好きならピンとくるはず。

 

エヴァは確信犯?

 

「停電」はエヴァの仕業だとしたら・・・心理的なアプローチに充分すぎる影響が。セキュリティのかわし方もケイレブが利用された?と考えている間に「あっ」と驚く展開にもう唖然。

 

「洋服」を着て「ウィッグ」もかぶり完璧な女の子に。まっすぐな眼差しで「デートしたい」と誘うのは全てケイレブを分析するため。エヴァはあらかじめ「人間観察をしたい」と意思表示をしています。

 

エヴァが「AI」として学習能力が秀でているのはケイレブを翻弄させる時点でよく伝わってきます。絶妙なタイミングで問いかけたり試すという事は「人口知能」として人への「罠」。

 

エヴァは完璧な「AI」なのか

 

このテストに失敗したらエヴァは廃棄物になってしまうとケイレブに思わせるあたり。エヴァの目的を確実に準備するには「心理的に追い詰める」必要性が理解できます。

 

そうとも知らずケイレブは1週間のテストが終盤に近付く時「エヴァは合格?不合格?」とネイサンに問われるのですが若干の「間」があったことでスリリングな度合いがMAXに。

 

「エヴァ!逃げよう」と提案するケイレブにエヴァは「すでに計画済みよ」とでも言いたげな表情がニクい。ケイレブのココロをしたたかに操り続けるエヴァこそ「人」をテストするというオチが・・・。

 

エヴァの夢

 

エヴァは「ウソつき」だったのでしょうか。ケイレブは「AI」との約束を本気にしていたのでしょうか。衝撃と落胆の混在したエヴァの決断にケイレブは何を思うのか・・・。

 

「ここにいて」と言ったエヴァに対し「一瞬でもココロが通じ合った」と思ったのかケイレブに聞いてみたい。エヴァという「AI」の完成度はまさにネイサンの最高傑作となったのです。

 

エヴァが初めて見せる穏やかな笑顔。まさに人間そのもの・・・それ以上の感情表現を学習したのかもしれない。自由を手にエヴァの夢は叶ったと言えるのでしょうか。

 

まとめ

 

「これでもか」と次々に繰り出される美しい描写は「あらゆる角度」から魅力的にアプローチしてきます。なので知らない間に「エクス・マキナ」の世界にドップリ。

 

「人工知能(AI)」の存在感を変化球で投入してくるあたりはSFマニア的には「始まったゾゾゾ!」くらいタマラナイ!「人間を超えた」という点に注目していみると・・・。

 

「AI」に生活を奪われる「恐怖」だけがココロのどこかにザワザワと残ります。人間が劣る部分を強調するあたりは「非情」であり「人間を打ち負かす行動」がインプットされたたワケです。

 

もうこれは「冷酷」以外のナニモノでもない・・・。所詮ロボットだと安易に考えがちな部分に警告されたような気もします。ラストの「その後」も「あなたが考えてください」とフェイドアウト。

 

結局当初の疑問は答えが明らかになったと言えるでしょう。つまり「人口知能は進化し続ける」「AIとの共存は既に始まっている」ことから今度の「課題」は「恐怖」との闘いでしょう。

 

「美しい自然」と相反する「冷たいロボット開発」の側面を推理しながら鑑賞できる映画「エクス・マキナ」。単純に娯楽映画としても楽しめる要素も盛り沢山です。

 

 

公式サイト:http://exmachina-movie.jp

 

 

映画エクス・マキナ公式サイト予告編より

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