読書感想文という大きな宿題が毎回楽しみで仕方がなかったのは「現実逃避」できるからという理由。未だに空想世界に浸ってしまうのです。
夏休みも、あと何日?逆算する時期に必ず悩むことってありませんか?あと数日しかないのに残る宿題とどうやって格闘するのか?できていない宿題はありますか?
夏休みの宿題で困っている悩みに堂々のランクイン「読書感想文」。ちょっぴり悲しいですね。実はお勉強が苦手な人ほど「楽しめる宿題」ということをご存じですか?
よく「お悩みあるある」なんて言われますけど解決できる対策があるんです!今回は読書感想文がスムーズに書けるヒントをご紹介しようと思います。
実は「秘策」とか「コツ」とか?私自身がむつかしいことが苦手なので高度なアドバイスはできないんです。その代わりに誰にでもできてしまう(勉強嫌いな私でさえ)方法を!
休み明けには友達やクラスメイトを驚かせてしまいましょう。もう「どうしたらいいの?」という悩みとはサラバ!
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夏休み後半に残ってしまう宿題あるある!
どうして、読書感想文は苦手な人が多いのでしょう。友達と夏休みの後半に遊ぶときに、必ず会話にでる言葉。



お互いに探り合うものの、結局同じ宿題が残っていると知るのです。聞かなきゃ良かったかな・・・。後悔しても、夏休みが待ってくれるはずもありません。
かなりの割合で、読書感想文の話題が出ていたことを思い出しました。みんな悩んでいます、おんなじようなことで、つまづいているんです。悩んでいる人が、いかに多いかということのあらわれですね。
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読書感想文が苦手?理由を分析してみよう
苦手な理由は、ひとりひとり違うことでしょう。苦手意識はどこからくるのか考えてみましょう。苦手意識を感じる理由については下記のようなことが多いのでしゃないでしょうか。
- 感想文を書く本を選ぶこと?
- 感想文のために読書すること?
- 読書したことを、感想文として書くこと?
- 感想文って何?
疑問が、ひとつずつ重なっていくと不思議な現象が起こります。苦手だという認識に、つながってしまうのですね。苦手な理由をひとつひとつ分析しながら、自分自身と向き合ってみましょう。
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読書感想文の本選びに迷ったら
課題として読む本が指定されている場合を除いてから考えましょう。自由に本を選んでよい場合について考えてみましょう。
国語が苦手なら、好きな教科に注目
国語以外なら得意なんだけど、という人におすすめの選び方です。社会、理科、数学など好きな科目に関わる本を選ぶという方法です。オススメポイントは以下のとおり。
- 社会なら、歴史上の人物や、過去や現代の問題についての本
- 理数系なら、学者や、研究、理数の成り立ちについての本
- 得意科目に特化して分析されている本
国語の課題なのに、好きな科目の勉強ができて一石二鳥ですね。主要5教科は苦手、という場合もありますよね。それ以外で好きな科目はありますか?
- 体育の場合、好きな選手の話
- 国内外のスポーツについて
- オリンピックについて
- 音楽、美術などの場合、芸術作品のこと
- アートな理論について
- 好きな芸術家について
好きな科目のことなら、読みやすさ倍増ですよね。好きな科目のことですから、感想文も楽しめませんか?本を読んだら、印象に残った部分を重点的に書いていきましょう。
いつのまにか読書感想文という苦手意識から脱出できているでしょう。
読書感想文を書くために、読みやすい物語を選ぶこと
国語が苦手じゃない人におすすめしたいのは物語や小説です。架空の設定が描かれたフィクションの本です。夢のような世界を読むことで、ちょっとした悩みから解放されたりします。
むしろハッピーになれたりします。物語の世界をお気に入りの場所と重ねてみましょう。
独自のエンディングを想像する
ハッピーエンドに違和感がある、というタイプにおすすめ本があります。物語のエンディングがはっきりわからないストーリーものです。意外にですが、なかなかこれが「乙」なものですよ。
エンディングは、読み手の頭の中で自由に構成してしまうのが最大のメリットだからです。感想文は、文章の中身ばかりを追求するものではありません。
文章から読み取れない部分を物語の冒頭部分で、実は物語のきっかけはこうだったのでは?また、エンディングについては、その後の展開を想像する自由がありますね。
はたして幸福に満たされるのか、悲劇が起こるのか全く別世界を描くことができるのです。読書感想文を提出して、教科の先生を驚かせてみませんか?来る2学期の、楽しみのひとつにしてみませんか?
読書感想文は、実は感想を書くだけじゃない
読書感想文を書くために、本を選んだのです。本を選んだ理由を書いてみましょう。感想文といっても、「感想について」は一部でいいんです。一番最後でも、最初の部分でも、配置は自由に書いてみましょう。
課題の教科担当の先生を、引き込んでしまうくらいにスリリングな文章にしたいですよね。楽しくて、悲しくて、ホッコリするような意外な展開の文章で、仕上げてしまいましょう。
読書感想文は、夢の世界!自由な表現ができる世界への入り口
特殊だと思われるかもしれません。読書感想文は夏休みの宿題の中で、唯一「マトモ」にできる課題でした。大人になって時効となった今、正直に白状すると、代筆もこなしてしまうくらいでした。
要するに、宿題を友達に頼まれるということです。後日談になりますが、読書感想文でかなり成績がアップしたそうです。決して自慢話ではなく、むしろ、長い間、ひとり罪悪感に浸っていました。
駄目なことだとわかっていて、断れなかった自分自身に対して、です。友達関係を壊したくないという、保身のために・・・です。悲しく、ツラい友達関係を保つ必要はないんですよね。
苦手意識の告白も感想文になりえる
他力本願ではなく、読書感想文を食わず嫌いにしない方法があるんです。だから、克服できるのが、自分自身のためにも一番良い方法なんですよね。もし、今友達に頼ろうとしているなら、あなたに伝えたいです。
「なぜ、頼ろうとしているのか」という内容さえも読書感想文の書き出しにさらけ出してしまうのも、良いことです。なぜなら、読書感想文とは、読み手である「あなた独自の世界」だからです。
読書感想文は、自由自在に思ったことを書く世界でもあります。また、苦手意識を思うままに告白しつつ、克服できるチャンスでもあるのです。すべてを、夢の中のことだと主張できる唯一の手段でもあるのです。
読書感想文が「苦手」という意識を一度取り外してみる
だからこそ、読書感想文が苦手だ!という人に苦手意識にとらわれ過ぎずに、ラクラクこなす方法をこっそり教えちゃいましょう!苦手だと思うことを、本の文章から引用して書いてみましょう。
書かなくても、読んだ本の文章に八つ当たりする内容にしてみるのもgoodですよね。なぜ、本が嫌いなのかを書き出してみるのも意外性があって良いですよ。
嫌いだと思った文章について思いを綴ってみたりしましょう。
苦手克服できる不思議な方法
要するに見方を変えれば、嫌いな読書感想文だったはずなのに、不思議な現象が起こるんです。なんとなく、たどたどしく書けて、いつのまにか苦手克服できていた!となっているはずです。
誰にでも苦手意識はあるものです。走ることが苦手だったり、計算が苦手だったりしますよね。特に今回は、人として言葉を使いながら、生きていく上で大切なことに注目です。
書くこと、読むことの技術力アップを目指したいところですね。
読書感想文あるある!「書き出し」に迷うとき
好きな本でも、嫌いな本でも読書感想文のつまづきポイントがあります。「最初の一文字、最初の単語や一文節」には苦戦するものですね。読んだ本の最初の一文を読み返してみましょう。
冒頭の部分だけで、想像の世界、夢の世界に浸ってみましょう。冒頭の部分から想像してみた「感想」を書き出しても良いですね。
- どうして、この本を選んだのか
- 本を選んで良かったと思うこと
- 本を選んで後悔したと思うこと
- 全体的な本の印象を書いてみる
- 選んだ本の中では、人が登場しますか?
- モノやアイテムが登場しますか?
本に登場する人やモノ、アイテムについて最初に頭に浮かんだことを書きましょう。読み進めていった後、思った通りの展開になったのか、振り返りましょう。
意外にハズレてしまいましたか?当たって嬉しかったことや、ハズレて悔しかった気持ちを書いてみましょう。
反対目線と転換点
書き始めたら、最初の切り口のまま最後まで書き続けるのも良いですね。原稿用紙の半分くらいから「反対目線」に置き換えてみましょう。「転換点」として書き方を変えるのも、自由な感想文として十分成り立ちますよ。
まとめ
- 読書感想文は、いろんなチカラを育む要素が満載!
何かを読むことを続けてきてよかった。何かを書き続けてきてよかった。自由に言葉を操れる人は、読書好きさんに多いってご存知でしょうか?
例えば、社会人になってから、急にプレゼンテーションする力をつけようとしても難しいですよね。上司に報告、連絡、相談するコミュニケーション力の必要性を感じたりします。
大人になってから、大多数の人が気付くんですね。
- 読み書きは基本中の基本
人は、生きている限り、第三者と関わることは避けられません。読書することはコミュニケーションとは関係ないと思うかもしれません。読書感想文を書かなかったことを、後悔する日はやってこないかもしれません。
でも、いつかどこかで、ふと思い出すでしょう。人が人と関わり続けることは、言葉で気持ちを伝え続けるということです。あなたにとって、まだまだ未来の話かもしれないです。
今、就職活動していて、社会にはばたく準備中という人もいるでしょう。日本語という「アイテム」を自在に操ることはいわゆる、コミュニケーション術となるのです。
漢字、ひらがな、カタカナ沢山の種類の文字を習得します。文法も学ぶことが世界的にみても、すごく高度な技術力が必要なんです。日本語は、それだけ難しい言葉だということなのです。
日本語の難しさを、認識することで「読み書き」の世界の扉が開くでしょう。物語を読んで、感想文を書くこととは「夢広がる世界を表現する」ことなのです。
今回の読書感想文で、「言葉のチカラ」を一段階グレードアップしてみませんか?この記事があなたのお役に立てれば幸いです。
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ようこそ!縁起物が大好物の松風寿那です。ココロを癒すキレイな色彩で文具から雑貨まで揃えてニンマリ。【好きなモノ】マルチーズ・映画・ドラマ・音楽・お絵描き【寿那的思考】恋愛や人との関わり方について体験を軸に生きるコツをご提案!文字・イラスト・音で表現活動しております!プロフィールはこちら