両親が毒親だと知った瞬間から、いつも抱いていた不安や苦しみが倍増していきました。ずっと前から親との生活には疲れ切っていたのです。日常会話だけなのに、どうしてこんなに疲れるのか本当に不思議でしかたありませんでした。
毒親という存在に生きているうちに気づいただけでも儲けものだと気付きます。それは本当にラッキーなこと。人生というゲームのような展開に突如ラスボスがあらわれる瞬間に驚いたのは、その正体が親だったからです。
人生がゲームなら毒親はラスボスである
人生ゲームというすごろくがありますが、人は生きているとさまざまなことが身に降りかかってきます。ある時は嬉しいこと、またある時は悲しいこと。人生は学びの繰り返しだと気付き悟った瞬間に目の前が真っ暗になったりします。
楽しくすごろくで遊んでいたつもりが、気づかない間に戦闘ゲームに巻き込まれたかのよう。敵を倒しながら進んでいく冒険のような旅に、時に辟易しながらも一歩ずつ前に進んでいきます。
ラスボスの正体に衝撃?愕然?
高い壁に囲まれた真っ暗な空間に現れたのはラスボス。いよいよゲームも終盤と言う時に、たたかう相手を見上げた途端に凍り付いてしまいます。その正体が親だったという衝撃の事実。
ショックのあまり人生という道をどこで誤ってしまったのか頭の中で必死に思いめぐらすのですが、かいもく見当もつきません。終わりのないゲームはラストのハズなのに小さな敵を倒しながらラスボスに向かって行かなければなりません。
毒親というラスボスの脅威の強さと秘密
人生には乗り越えるべき山や壁が沢山あります。乗り越えるべきところを相手によっては避けて通って来た道もあるはずです。ラスボスだけは避けられない相手。だからこそ毒親はラスボスなのです。
ココロとの会話、そしてマイペースが秘訣?
気付いた時に戦わずしていつ戦うのか。自分自身のココロに耳を傾けてみましょう。長いたたかいになるはずです。当然でしょう、相手はラスボスなのですから。だからこそマイペースで良いのです。
日々の抑制が生み出す恐怖
ラスボスの脅威の強さはどこからくるのでしょうか。毒親の場合は子である私たちのココロの闇に潜んでいます。ずっと抑制され続けてくると、もはや親からの呪縛から逃れることができずに、私たち子どもはいつも言い返せないのです。つまり武器を持っているようで全くそれは役に立ちません。
ラスボスの裏の顔
毒親というラスボスの脅威の強さは見た目にはわかりづらいところに秘密があるんです。近所づきあいがとても上手で表向きの顔はステキな親の顔を瞬時に作ることが可能。どこまでも家族想いの円満モード全開なのです。
脅威の強さの秘密は私たち子どもが生まれる前から暴力を受け続け生まれてからは存在さえ否定される毎日。ツライという一言さえセリフにすることは許されません。
秘密とは?
ネグレストやハラスメントは当たり前。完全に放置されたりするので愛情を知ることはないのです。愛情が欠如するとラスボスの脅威はただの恐怖と簡単につながってしまうのです。そこに落とし穴という秘密が共存するのですね。
- 愛情を取り上げる天才
- 我が子よりもワガママ放題
- 親子の逆転劇場
異常な執着が育まれる
甘えたい時期に甘えられなかった私たち子どもは、大人になってからも何かと構って欲しいと潜在的に望んでしまうのです。だからこそ簡単に縁を切ることはできません。「出ていけ」と言われたら尚更しがみつきたくなるのです。
異常なまでの執着が育まれているのですね。それも無意識に。反動的に「出ていけ」を限界値として捉えるタイプは親子の縁を切るという手段にでることも。ただこの場合、注意が必要なのは万が一の時に安全安心な場所への避難が可能かどうかを十分に確認することが必要となります。
無意識の「アメとムチ」
毒親というラスボスは無意識のうちに我が子に対し「アメとムチ」を巧みに使い分け、支配下に置き続けます。無意識ですから子どもにも知らない間に毎日刷り込みが行われていて、成長しても常に尊敬の対象が親だと豪語してしまう始末。
悲しいことですが、脅威にさらされた私たちの運命はラスボスを倒さない限り明るい未来との出会いは永遠に来ないのだと言えるでしょう。
ラスボスという毒親を制するための攻略法とは?
ラスボスという毒親を倒すためには、どうしたら良いのでしょうか?攻略することができれば、少しはラクになれるかもしれませんね。
ラスボスを倒すために必要なもの
生きることがラクになれば、人生というゲームも楽しいすごろくに戻ることができるでしょう。突然RPG系のゲームに展開していったのですごろくのことも忘れかけていました。
毒親を制すればラスボスを倒すことができるわけです。ラスボスを倒すのに必要なものは何でしょうか。
- 気持ちの強さという武器
- 共感という技術
- 思考の逆回転という転換
要するに発想の転換をいつもの真逆にすれば良いのです。否定されたからと落ち込んでしまう時には、逆に考えてみれば「肯定したいのだ」ということ。大丈夫だという気持ちの強さは十分に武器になり得ますし、共感という技術を磨けばラスボスの弱点をつくことができます。
いつからでも、やり直せる
共依存やアダルトチルドレンになり果ててしまったからと諦める必要はありません。まだ十分に間に合いますから。大丈夫です。相手はラスボスでも毒親でも親には変わりありません。気づかせてあげましょう。
変化球を投げてみよう!
変化球で勝負です。いつもの会話のキャッチボールも角度を変えればボールは違うところに飛んでいくはず。狙いどころは急所、と言いたいところですが、無理をする必要はありません。
最初は慣れないせいで、どう対処して良いのか全くわからないはずですから、それで良いんです。一歩ずつ進んでいきましょう。自分を責めないこと、少しでもできたことがあったら自分を褒めてあげること。そして何より共感すること。
共感してみよう!
大切なのは、共感してあげるのではなくて共感してみるんです。この違いわかるでしょうか。共感することに慣れていないので、どうしても上から目線になりがち。そういう場合は同じ目線で対等に、共感という感情を持ってみるということになります。
何事も挑戦ですよね。秘策と言い切れるものではないかもしれませんが、毎日の会話の積み重ねが明るい未来につながっていくのだと信じてみるのも悪くありません。
自分を強化するための装備とは
我が身を強化しないと毒親というラスボスを攻略どころか、あっという間につぶされてしまうでしょう。まずは自分自身を強化です。子どもの立場や気持ちは大切ですからココロに問いかけてみましょう。今は肩のチカラを抜いてラクですか?
真逆のタイプのマネをしよう
ラスボスを倒すには強い気持ちという鎧や武器などの装備が必要です。ココロに装備しましょう。ずうずうしいと拒絶してしまうようなタイプの人のマネをしてみるとか、我が道を行く人をうらやましいと思った瞬間にみよう見まねをしてみるとか。
ウソから始めよう!
装備は折れないココロがあれば十分です。そのためには共感するチカラをつけましょう。最初はウソでもいいんです。クセにしていくことが大切。習慣化すると人は最初はウソでも性格や性質の一部として記憶されていくので不思議ですよ。
まとめ
ラスボスだからと恐れる必要はないのです。毒親だからと必要以上に怖がる必要だってありません。ですが、手ごわい相手には変わりありませんからココロを鍛えることから始めましょう。ゆっくり前に進めると良いですね。
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